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20の古典で読み解く世界史

20の古典で読み解く世界史

20の古典で読み解く世界史

作家
本村凌二
出版社
PHP研究所
発売日
2021-08-19
ISBN
9784569849201
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20の古典で読み解く世界史 / 感想・レビュー

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ykmmr (^_^)

一ファンである、本村先生の本。先生曰く、言わずもがなでもあるが、『歴史』を知るためには、色々な本を読むのは勿論だが、その時代の『基盤』となる本たち、各時代の「名作」と言われる本たちをまずは読むべき。との事。この本では、本村先生が選りすぐった20作品名作たちを、イリアスやオデュッセイア・史記から、現代文学関係なく、リスペクトしている。『史記』などの読むのが難読な本も紹介されているが、このご時世ならではの『ペスト』などの誰にでも読める本も紹介。

2023/02/10

壱萬弐仟縁

新刊棚。古典は世界文学史上名高い古典作品(004頁)。話し言葉で書かれている。大昔の人間には神々の声(神々のささやき)が聞こえていた(052頁)。『イリアス』はそれらが聞こえた時代、『オデュッセイア』は失われ始めた時代の象徴作品(055頁)。木村先生はこれらの音読を薦めている(057頁)。機会があればそうしたい。『史記』は亡き佐藤英美先生も推薦されていた。鶏口牛後は、大集団や組織末端より、小集団でもそこの長になったほうがいい(074頁)。

2021/10/02

ta_chanko

時代を越えた人間性の本質を知るためには、古典文学から学ぶことが一番。時代の風雪に耐え、今なお読み継がれる古典には、珠玉の価値がある。小説はあまり読む習慣がないが、人生の課題として少しずつチャレンジしていきたい。既読本は三国志演技(漫画)・ドンキホーテ・ロビンソンクルーソー・カラマーゾフの兄弟・武器よさらば。5/20

2021/09/27

こつ

古典作品の紹介だけでなく、描かれた時代背景まで併せて解説がついているので理解が深くなります。未読のもの、また既読のも改めて読み直してみたくなります。やっぱりアラビアンナイトは憧れです。

2021/12/01

リットン

世界史として出てくる文学は、時代ごとに脈絡なく出てくる丸暗記の典型みたいなところがあって嫌だった。けど、今思うと教科書にも残るような文学には相応の理由があって、その時代と地域の歴史を紡ぐ上で重要ななにかがあるということなんだなあ。ただ、それは背景知識をもった上で本の内容まで(できれば実際に読んで)知らないとピンとこないだろうなあ。文化史を含めて歴史の流れの中で意義を持って理解できたらもっと世界史は面白かっただろうなあって思うけど、そこまでの内容を高校生に誰が教えるんやって話だよなあ。

2022/04/27

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