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星に祈る――おいち不思議がたり

星に祈る――おいち不思議がたり

星に祈る――おいち不思議がたり

作家
あさのあつこ
出版社
PHP研究所
発売日
2021-06-11
ISBN
9784569849461
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星に祈る――おいち不思議がたり / 感想・レビュー

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いつでも母さん

おいちシリーズ第5弾!前作からかなり時間を経て記憶があやふや(汗)今回、兄・十斗も松庵の診療を手伝う事になり、おいちは女医を目指すことはハッキリした。新吉と夫婦になることも決まった。もうこれで完結でも不満は無いのだが・・伯母・おうたが相変わらず勢いがあってホッとした。こう言うキャラの味方がいるのは心強いよね。おいちの持つ力がいつか不吉な事になりませんようにと願うのみ。あさの作家、人気シリーズ抱えて読者は楽しみだがもう少し早めに続きをお願いしたい。

2021/07/01

タイ子

町医者の父の元で手伝いをしているおいちの所に長崎で蘭学を学んでいた兄・十斗が帰ってきた。彼は父の元で町医者として修行したいという。そんな折、近所で不審な連続行方不明事件が起こり、おいちの特別な能力での不穏な匂いが事件の恐ろしさを暗示。仙五郎親分に助力をしながら真実を突き止めるその先に見えてきたものは…。女性が手に職を持つという困難を乗り越えようと生きる女たち。そこに不条理があってはならない。なんと言っても毎回ものすごいパワーのおうた叔母さんがすごくいい。おいちの女医を目指す道、新吉との約束、光ある未来。

2022/01/10

ぶち

おいちの人生が急展開! 前巻で、女のための医者になるという夢を見出したおいちですが、長崎帰りの女医が医療塾を江戸で開くという具体的な話が飛び込んできました。夢の実現に向けて、一歩踏み出しました。それに加えて、新吉からのプロポーズも受けちゃったりして...アッと言う間の急展開です。そんなおいちに叔母のおうたが訊きます、「良いお嫁さんってどんなだい?」と。この問いかけには読んでいる私のほうがドキマギしちゃいました。ほんとうに姪おもいのよい叔母ですね。おいちには、このまま進んで幸せをつかみ取って欲しいです。

2022/10/30

kei302

何の前触れもなく、跡も残さず人が消えてしまう事件が続く。序の章から不穏さが漂うが、伯母のおうたがいい味を出していて絶好調です。おいちと新吉の縁談を後押ししてくれたり、巻を重ねるごとに口やかましいだけでなく存在感が出てきた。飾り職人新吉が作る医療器具、完成してほしいな。 治験、人体実験、安楽死と医療に関わるテーマ、考えさせられました。

2021/06/15

真理そら

かなり不気味で後味の悪い事件だった。兄が長崎から帰ってきたり、おいちに大店の若旦那との縁談が持ち上がったり日常的なアレコレの中でおうたさんがいい味出してると思う。新吉との仲も進展して、次作はおいちの身の回りが変化するのかな。

2021/11/04

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