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孤独を生きる (PHP新書)

孤独を生きる (PHP新書)

孤独を生きる (PHP新書)

作家
齋藤孝
出版社
PHP研究所
発売日
2022-06-16
ISBN
9784569852423
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孤独を生きる (PHP新書) / 感想・レビュー

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ミナミハハ

齋藤孝さんの著書にて手に取る。本来、「孤独」とは、人が自らを成長させる為に必要な時間である。皆が不安を感じているのは「孤独感」です。何となく不安なだけなのです。「本」=「知性の力」で振り払う。最高の解決策である。沢山の本が紹介されていました。老年期の孤独への不安が薄らいだ気がします。

2022/09/16

tetsubun1000mg

「声に出して読みたい日本語」が大ベストセラーとなった有名な明大文学部教授の本ですが、実は初読みでした。 筆者略歴を読んで東大法学部卒後に大学院教育学専攻博士課程というふうに専攻を変えて文学研究者となる経歴だったことを知る。 本作は「孤独を生きる」というタイトルだが孤独ではなく独立した「単独者」であれと提案して、その孤独感に対峙するために読書を大いに推している。 自分自身でも読書と、自転車でのポタリングを趣味として続けているので共感できた。 おすすめの本は海外の歴史書や著名な文豪の大作が多いようだった。

2022/07/20

テツ

仲間意識とか、友人集団の中でしか感じられない幸福とか、群れを成して生き延びてきたぼくたちホモサピエンスにとってそうしたものが素晴らしいことは否定しないけれど、独りという状態をあまりにも忌避し怖がる人間というのもよろしくない。自分の中に確固として聳える強い芯を形成するには、孤独な時間や時期って絶対に必要なんだよなと、ある程度の年齢を経てようやく理解できた。他人がこさえた価値基準ではなく自らで良し悪しや好き嫌いを決められるようになるためには、群れの熱が届かない距離に自らを置く経験が必要なのだ。

2022/07/03

B.J.

他人に振り回せられない生き方・・本文より

2023/06/26

ちーず

読みやすくてあっという間に読めた。著者が先生(教授)だからでしょうか? 「親友はいらない」というのは、また極端のような気もしたけど、自分は常に孤独感と戦っているような気もする。 一人の時間を大切にするのは大事だし、孤独感に蝕まれて鬱々としないようにうまくコントロールしないといけないなーと改めて思った。今年読書メーターを始めて、いろんな人の感想を見たり本を知ったりして、まだ知らない世界が沢山あるなーと思っているのだけど、ここでも実は孤独感を消してもらっているのかもしれません。

2022/10/06

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