読みたい本がここにある

Facebook Twitter LINE はてブ Instagram Pinterest

逃亡刑事 (PHP文芸文庫)

逃亡刑事 (PHP文芸文庫)

逃亡刑事 (PHP文芸文庫)

作家
中山七里
出版社
PHP研究所
発売日
2020-06-19
ISBN
9784569900230
amazonで購入する Kindle版を購入する

逃亡刑事 (PHP文芸文庫) / 感想・レビュー

powerd by 読書メーター

のり

麻薬捜査をしていた刑事が殺害された。事件担当となったのは千葉県警のアマゾネスこと「高頭冴子」。抜群の捜査実績の彼女だが犯人に嵌められ容疑者扱いに…しかし事件を目撃したという8歳の子供の存在が明らかになるが複雑な事情も絡む。警察全体を敵に回し、子供の命の保証もない。まさかの人物の手引きで逃亡し半減を狙うが…子供の命まで躊躇なく狙う外道達。千葉県警最悪の不祥事の結末は…

2020/09/15

sin

口より先に手が出るのはアマゾネスの異名を獲る限り仕方がないが、ラスボスに対して手を打つより先に口に出してしまっては、危ない危ない。読者には痛快なエンディングではあるがテレビドラマの様に楽天的で詰めが甘い、実行犯に手錠を打つ際の課長同士の気遣いはどうみても同じ穴の狢!それにしても某O阪府の24成区を舞台にするとは面白い、あそこなら暴動も迫撃砲もあり(笑)だから、真実味を持たせるならせめてブルドーザーで突入にしても良かったかも?

2020/06/25

ponpon

お気に入り著者の文庫新刊。今回のヒロインは千葉県警捜査一課高頭警部。通称アマゾネス。同僚の射殺事件を追ううちに巨悪に行き当たるが、露見を恐れた県警に嵌められ追跡を受けることに…。ほぼ全編に渡り、目撃者の少年を連れての逃避行と千葉県警・大阪府警との大立ち回りという息の抜けない展開。彼女に巻き添えにされた暴力団幹部・山崎や、A地区の皆様といった魅力的な脇役も光り、最高のエンタメ小説です。黒幕は予想通りのアイツですが、叩きのめして欲しかったかな。あと粉砕された西成警察には同情…。期待を大きく越える満足の一冊。

2020/06/29

坂城 弥生

清濁併せ呑むっていうのかな?使えるものはヤクザでも使う。粗暴で協調性に欠けるかもしれないけど、ちゃんと信念を持っている。だから猛のように苦労してる少年の心をつかめるし、郡山みたいな忠実な部下がいるんだろう。そして、冴子が猛に「人はいろんな顔を持っている」と語り、玄葉でさえも家庭ではいい人かもしれないと説いていたのが一番心に残った。

2020/09/03

Kazuko Ohta

アマゾネスの異名を取る身長180cmの女なんて、私の頭には『ワンダーウーマン』のガル・ガドットしか思い浮かびません。でもワンダーウーマンはちゃんとお化粧しているしなぁ。冴子は化粧っ気もなければ女を感じさせるところまったくなし。でも美人なんですと。児童養護施設から脱走する途中に偶然殺人現場を目撃してしまった少年を守る彼女がいかつすぎる。まだそれほど好きな刑事とはいえないけれど、たぶんそのうち魅入られる。あいりん地区の結束力も頼もしい。ここにまたひとり、いずれ中山作品の主役を張りそうな少年が生まれましたねぇ。

2021/02/28

感想・レビューをもっと見る