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三兄弟の僕らは (PHP文芸文庫)

三兄弟の僕らは (PHP文芸文庫)

三兄弟の僕らは (PHP文芸文庫)

作家
小路幸也
出版社
PHP研究所
発売日
2023-01-11
ISBN
9784569902807
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三兄弟の僕らは (PHP文芸文庫) / 感想・レビュー

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はつばあば

クワ~!なんて出来過ぎた息子たちよ!。中・高・大学生の息子を残して両親は事故死。祖母が北海道から駆けつけてきてくれ葬儀も滞りなく・・遺産問題も綺麗にクリアして。はぁ他人さんの入らない若い兄弟ならではこその。と、思っていたのになんと父親には別の家庭があり娘まで・・。どうなることかとさもしい野次馬根性で読んでみれば・・そうよね小路 幸也さんですもの綺麗に収まりますわ。そうでなきゃ私も手は出しませんもの。この歳になりゃ世間一般のドロドログログロはもうお腹いっぱい。

2024/02/25

優希

平凡な日常が突然壊れたのが辛かったです。でも、優しい祖母が訪れる。やはり小路さんならではのハートフルな作品になっています。ほっこりしました。

2024/02/12

のんちゃん

長男朗大学生、次男昭高校生、三男幸中学生の3人兄弟の両親が、旅行先で交通事故死してしまう。そこに母方の祖母がやってきて、なんとか兄弟の暮らしは成り立っていく。が、両親はその祖母のことも含め大変な秘密を幾つか残していった、という話。この兄弟、全員いい子すぎ❗️小路作品なのでこの様に話が運ぶのではと分かっていたが、うーん、やっぱり母の麻理さん、私は気の毒に感じた。結局、両親にも夫にもある意味裏切られた訳だし😠そんな遣る瀬無い感情を息子達には微塵も見せなかったのは偉いと思うけど。なんか釈然としないな🙁

2023/03/07

ピース

朗、昭、幸の三兄弟は平凡な家庭だったが両親が旅行先で交通事故に合い亡くなってしまう。そして北海道に住んでいる母方の祖母がやってくる。祖母は厳しいながらも優しい。このまま進むのかと思ったら父親のとんでもない秘密が明らかになった。それでもそこは小路幸也さん。最後は綺麗にまとまっていた。

2023/03/24

mayu

大学三年生の長男、高二の次男に中二の三男。朗、昭、幸の三兄弟を残し、両親は事故死してしまう。母方の祖母が色々と面倒を見てくれているからか、彼らはとても穏やかで悲観する事もなく日々を過ごす。悲しい出来事の後も全体的に緩やかな空気が流れている。そして秘密を知っても、怒ったり、憎んだりもしない。むしろ歓迎すらする様子に、やるせない気持ちになってしまった。子の立場でも妻の立場でも、とても嫌だし許せないし悲しい。物語的には皆優しく、温かい家族観が広がる世界なんだろうけど、なんだかなぁ。後半ずっとモヤモヤしちゃった。

2023/04/08

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