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Teen Age

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Teen Age / 感想・レビュー

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ヴェネツィア

7人の女性作家たちによる"Teen Age"作品集。編集部が、このタイトルで依頼して書かれたものなのか、あるいはいくつかの媒体から編んだアンソロジーなのか判然としない。初出誌が記されていないところからすれば前者だが、双葉社なのでさあどうだろうか。椰月美智子と野中ともそは初読。残念ながら全体に低調である。中ではいつもながらの飄々としたスタイルを貫く川上弘美と、女子高を描いた角田光代がかろうじて及第点か。それにしても角田はギリギリの線。瀬尾まいこは「都会の鼠と田舎の鼠」に寄りかかり過ぎであるし、⇒

2022/07/11

takaC

最初の4つは中学生の話。女子、男子、女子、女子。後の3つは高校生の話。男子、女子、女子。みんなティーンだね。そんなアンソロジー。

2018/06/18

はな

図書館本。10代を題材にしたストーリー。瀬尾まいこさんの話が読みたくて読了。都会ネズミと田舎ネズミのたとえとかいいなって思いました。10代と言うより中学生の男の子なんてまだまだ単純で子どもっぽいし、女の子はいろいろ複雑。脱サラした親もいろいろあるんだなと言うことも見え隠れしながら、全体的に爽やかでした。

2015/08/02

りんご

瀬尾さんの「狐フェスティバル」がよかった。辻村さんの話に出てきそうな田舎と都会の話。少し物足りない気もするので、もうちょっと長ければ良かったのかも。 あと気に入ったのは、初読みの島本理生さんの「inside」。感情表現が繊細でリアルでした。他の本も読んでみたい。 10代の今だから共感できることも多かったです。

2015/04/30

面白かったです。いろいろな十代のひとこまでしたが、なんだかんだで、十代ってキラキラしているなと思いました。もどかしくて、愛おしい。わたしはもう遙か遠くへ過ぎ去った十代ですが、いつか懐かしく思う時がくるのかな。今は、過去はあまり思い出したくないです。収められているお話の中では、特に島本理生さんと、川上弘美さんのお話の空気感が好きでした。

2017/02/28

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