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どうしてこんなところに

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どうしてこんなところに

作家
桜井鈴茂
出版社
双葉社
発売日
2014-08-20
ISBN
9784575238730
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どうしてこんなところに / 感想・レビュー

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らむり

殺人を犯した主人公の、日本全国逃亡劇です。なかなか楽しめました。市橋達也や福田和子事件を思い出しました。

2014/09/25

塾長

この本の魅力は、殺人を犯した男の逃亡生活の物語のはずなのに、人生とは何か、生きるとは何かが伝わってくるところ。

2018/06/28

本虫雪山

文庫化にあたり献本拝領。妻を殺し自首も自殺も選べないまま逃げ続けた580日間。刑事は言う。常人ならやってしまったことの重みに耐えかね自首するか自殺する。そうしない人間は常人ではないのだと。しかし本当にそうだろうか?決定的な人生の終わりを引き伸ばしたいと思うのはあまりにも感情移入できる思い。飯場での過酷な労働、逃亡生活の中で行きあった人々。犯罪者も人と関わらずには生きていけない。「やはり死ぬことを考えた。それでも生きることを考えた」最後の慟哭がまっとうでなくて何だろう。常人でも陥るかもしれない選択に震えた。

2016/08/30

中野(racoon)

★★★★☆ 帯の「殺人を犯して逃亡生活」という設定、そして逃亡潜伏先のひとつに「小倉」があることに惹かれて。ハードな状況とは裏腹に、じんわりくるような暖かい話でした。罪や罰の意識、モラルの高い人は憤るような結末かもしれませんが…自分には現代の冒険記だと感じました。一人旅も野宿も国内に限ってはもはや安全ないま、指名手配というハンデを背負っての逃亡生活だけが「冒険」であり究極の鬼ごっこだよなぁ。始終ワクワクしました。

2014/10/13

ume-2

恥ずかしい人生を送ってきたから、時に失踪を夢想する事がある。この本の中の一人のように「自分を知っている人間がひとりもいないところに行きたかった」である。この夢想というか空想が結構愉しいのだが、旅行の経験も決して豊富でない身では現実味が全く無い。この本はそれを補ってくれたかもしれない。容姿に優れ、都合のよい逃亡を続ける主人公に前半は今一つ入り込めないが、徐々に逃亡生活も順調?になり、様々な出会いが、そして挿入されるその人々の後述が物語に深みを与える。全てを捨てて旅に出たら本当にこんな出会いがあるのだろうか。

2016/11/14

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