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涼子点景1964

涼子点景1964

涼子点景1964

作家
森谷明子
出版社
双葉社
発売日
2020-01-21
ISBN
9784575242430
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涼子点景1964 / 感想・レビュー

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みかん🍊

面白かった!1964年オリンピックは時代背景でありオリンピック自体はあまり関係ない、地味だが美しく頭脳明晰な涼子の生い立ちの謎を軸として彼女と関わった人達からの目線で小さな謎を彼女が推理し解決する2重構造、涼子が悪女なのか、実は子供を助ける優しい女性なのか謎めいて掴みどころがなくどう着地するのか、懐かしのオリンピックに纏わる青春ものかと思ったら全然ちがって激動の時代を生き抜いた涼子のための点景。

2020/02/14

糸巻

1964年東京オリンピックを間近に控えた東京を舞台に、謎多き少女・小野田涼子にスポットを当てて様々な視点から描く物語。1話につき1人を主人公にし何らかのトラブルに遭遇するのだが、涼子との関わりによって解決へと結び付いていく。1番の謎は涼子なのだが、彼女の身に何が起きたのか物語の展開と共に少しずつ明かされていく構成だ。貧しい生い立ちを受け入れ、泣いてもどうにもならないからと涙をこらえ、何が起きても一貫して聡明で強い意思を持った涼子が魅力的だった。

2020/02/27

まー

1964年、オリンピックが開催される東京を舞台に、涼子という女子高生を軸にして、様々な視点の人物が語る物語。貧乏な悪女なのか、お金持ちのお嬢さんなのか、見え隠れする涼子の人物像に翻弄される。オリンピック当時の市制の人々の暮らしぶりも描かれていて、面白く読みました。

2020/02/26

みいやん

前回の東京オリンピック開催前後の新宿区を舞台にしたお話。貧しい少女からお嬢様に変化した涼子の謎と彼女の推理。一気読み。

2020/02/09

ときわ

単行本一冊なのに、その何倍も読んだ気がした。でもたぶんそれは読んでる私が1964年の日本を生きていたからだろう。若い人が読んだら、そこまで心をつかまれることはないかもしれない。大きな時代のうねりの中で、ひっそりとこんなことがあったかもしれない。読み終わってから、ちゃんと辻褄が合っているかなと気になって、あちこち読み直してみた。この時こちらではとか、とても自然に展開していて、うまいなあ!ともう一度楽しめた。謎が多かった涼子のことが好きになれるか心配だったが、最後に好感が持て読後感も良かった。

2020/02/07

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