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人類前史 失われた文明の鍵はアメリカ大陸にあった(下)

人類前史 失われた文明の鍵はアメリカ大陸にあった(下)

人類前史 失われた文明の鍵はアメリカ大陸にあった(下)

作家
グラハム・ハンコック
大地 舜
榊原 美奈子
出版社
双葉社
発売日
2020-11-17
ISBN
9784575315813
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人類前史 失われた文明の鍵はアメリカ大陸にあった(下) / 感想・レビュー

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starbro

上下巻、1,000頁超、完読しました。頁数の割には、内容が薄いですが、考古学好きとしては楽しめました。世界四大文明は、何れも大河の畔で起きているので、ミシシッピ川やアマゾン河で同時代に文明が起きる可能性は十分あります。アメリカ・ファーストのトランプ元大統領は、ミシシッピ川流域も含め五大文明になったら喜ぶでしょうね。タイムマシーンが出来て、古代にタイムトリップして動画撮影でもしない限り、真実は解りません。それが古代浪漫を掻き立てる要因ですが、エジプトのピラミッドと米国のマウンドでは比較対象になりません(笑)

2021/02/25

どんたこす

18000年前から氷河期は終わりつつあり温暖化へと向かっていたが、12800年前に突如として気候変動の逆転現象が起こった。ヤンガードリアス期。1200年続いた。ヤンガードリアス期の原因が彗星の衝突であり、この時に超古代文明が滅んだというのはかねてからの主張のとおり。ハンコックのライフワークも終わりとの記述があり、寂しい限りだ。これが最後の本になってしまうのだろうか?超能力を受け入れる覚悟も必要なのだろうか。

2021/02/21

hal

古代エジプト文明と古代アメリカ大陸文明の似ている点などの解説とヤンガードリアス期の大絶滅について。中南米の文明がスペイン人とキリスト教に根こそぎ破壊されたのは有名だが、北米でも多くの遺跡が壊され、スーパーマーケットとかになっていたとは。筆者の取材力には感服するし、アメリカ大陸での今後の発掘の成果も期待したい。

2021/01/10

Book shelf

『神々の指紋』でおなじみのハンコック最新作下巻。指紋から本書までに出たいくつかの著書もふまえており、彼の一貫した探求心は彼の説の評価に関わらず面白い。失われた文明の直接的な証拠はなく、その断片を考古学、古生物学、地質学、宇宙、民族学などを駆使し、そして命を懸けて幻想を誘発する薬草を飲むなど様々な視点から提案する行動力はすごい。ここまでくれば彼が挙げる失われた文明の拠点候補(海底にあるかもしれない)を発掘、探索すれば面白いのにと思うが跡形もなく失われたと結論するところがもったいない。自ら発掘すればどうだろ?

2020/12/20

kuppy

氷河期後期に北アメリカ大陸に落ちた牡牛座流星群の隕石によって壊滅的な打撃をうけ、高度な文明を維持した人類は狩猟民にその幾何学、天文学知識を授けて滅亡していく。神話の世界が各地域であまりにも共通点があるのもうなずける。冥界に出向き、嫁さんを連れ帰る途中に・・とか。ムー大陸を下敷きにした「太陽の世界」という半村良氏の未完の大作を昔読んでいたのですが、それを読んでいた時のワクワク感がよみがえってきた。そこでは大きな岩を念力によって動かし、様々な超能力を駆使できる種族が活躍しますが、そんな種族なのでしょうか。

2022/01/21

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