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ハルカと月の王子さま

ハルカと月の王子さま

ハルカと月の王子さま

作家
鈴木おさむ
伊豆見 香苗
出版社
双葉社
発売日
2021-02-18
ISBN
9784575316025
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「ハルカと月の王子さま」のおすすめレビュー

YOASOBI最新曲「ハルカ」、MVの物語の裏に潜むエピソードとは? おまもりにしたい! 原作イラスト小説

『ハルカと月の王子さま』(鈴木おさむ:作、伊豆見香苗:絵/双葉社)

 花を揺らす風が吹く頃には、旅立ちの季節が待っている。この歌を携えていけば、きっと大丈夫――。昨年12月18日からフル配信が開始されたYOASOBIの第6弾楽曲「ハルカ」は、人生の門出へと向かいゆく人々にとって、心染みる一曲。卒業、進学、就職、初めてのひとり暮らし、結婚……。喜びとともに感じてしまう心もとなさにもそっと寄り添ってくれる楽曲は、ひとりの少女の成長を誰よりもそばで見守ってきた“あるもの”の目線から、出会いと別れを歌っている。

 コンポーザー・Ayaseとボーカル・ikuraによる「小説を原作に、音楽を作り出すユニット」YOASOBI。ストリーミング配信回数2億7000万回を突破、昨年のNHK紅白歌合戦でも披露された第1弾楽曲「夜に駆ける」は、小説投稿サイト「monogatary.com」に投稿された「タナトスの誘惑」が題材となっている。楽曲、MV、そして楽曲のもととなった小説(昨年9月、双葉社より刊行された『夜に駆ける YOASOBI小説集』は10万部を突破)を、それぞれ…

2021/2/25

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ハルカと月の王子さま / 感想・レビュー

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旅するランナー

福岡天神の雑貨屋さんでの出会いから始まる、女の子とマグカップのラブストーリー。たかがマグカップ、されどマグカッブ。あれ? 僕、泣いてるのか? マグカップの献身的な愛に涙ぐんでいる自分に気付きます。伊豆見香苗さんの絵も、まっぐっとキタ~っ!

2022/06/01

美紀ちゃん

YOASOBIの『ハルカ』の、関連本。 絵本だがしっかりとしたストーリーがある。 月の王子さまというより、 月の王子さまのイラストがあるマグカップくんが擬人化してハルカを思いやるストーリー。 星の王子さまではなく月の王子さま。 星より月の方が地球に近いところにあるということから、 マグカップの作者が、買った人の1番近くで見守りたいという思いを込めたらしい。 温かい話だった。

2021/04/19

たまきら

YOASOBIの原作と知り取り寄せました。こんな曲あったっけ…?と思ったら、娘は「あっ、ハルカの原作でしょ!」と一発で当てました。さすがあ。聴かせてもらってああ、このかわいい曲か…と。思わず「…なんでこの人たちの曲、人よりもモノの方が感情豊かで幸せそうなんだろう」とボソッと行ってしまったら、結構受けてました。しかし物持ちの良い女の子だなあ…♡うちは夫が小学生時代の筆箱を現役で使っていますねえ。マグなら私の中国土産でいただいた蓋つきの子で、もう30年近くうちにいます。

2022/11/03

aki

ハルカ//YOASOBI 明るくて可愛い歌詞が好きで聴いていた歌がまさかマグカップの気持ちだったとは驚きました。 ショートストーリーながらとても素晴らしい作品でした。最後は涙。

2021/09/08

さくら

鈴木のラジオ番組にYOASOBIがゲスト出演したことがきっかけで誕生した、コラボ作品。 売れ残っていたマグカップを「おもしろい」と言って手に取った中学生の遥。 その後の彼女の人生を、マグカップの視点から優しく見守り続けた物語に、私もウルっと。 温かな気持ちになりました。

2021/05/26

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