KADOKAWA Group

Facebook Twitter LINE はてブ Instagram Pinterest

夜明けの図書館(7) (ジュールコミックス)

夜明けの図書館(7) (ジュールコミックス)

夜明けの図書館(7) (ジュールコミックス)

作家
埜納タオ
出版社
双葉社
発売日
2021-02-17
ISBN
9784575338416
amazonで購入する Kindle版を購入する

夜明けの図書館(7) (ジュールコミックス) / 感想・レビュー

powerd by 読書メーター

やま

シリーズ最終巻。色々な思いが…。司書・葵ひなこの活躍を書いた物語です。図書館の知らない一面を見せて頂きありがとうございました。図書館は、新聞、雑誌を読み、本を借り、返すだけの場と考えていましたが。相談業務としてレファレンスサービスがある事を知りました。特別整理期間が、図書館にとって利用者にとっても、大切な本のたな卸し作業であることを知る前は、えぇ~、休みか…と思っていました(苦笑) 字の大きさは…字が小さくて読めない大きさ。★★★★☆

2021/08/30

モリー

主人公の新米司書、葵ひなこさんが好きでした。ちょっとおせっかいな所、熱心過ぎてつい言わなくても良い事を言ってしまうところ、図書館に訪れた人が無意識に求めていることまで見抜いてレファレンスサービスしてくれるところ…その他諸々、全て好きでした。今も日本のどこかの図書館でひなこさんのような司書が頑張っていると信じたい。第一巻の発売が2011年10月ですから、大地震から約半年後。あの激震で崩れたのは形あるものばかりではありませんでした。私の場合、壊れた心の支えが図書館でした。しかし、心の余震もいまだ続いています。

2021/02/20

ででんでん

学校図書館、自治体の災害記録、子育て支援、そして職員の異動。まさに身近なテーマばかり取り上げられていて一気に読了(涙も出たり)。もう最終巻だったのか。レファレンスはほんとに難しい。なかでも、その人にとっての1冊をすすめる読書相談は難関。それでも「本を渡す」ということは、誰かの役に立てることにもつながる。葵さん同様、仕事で嫌なことがあったときは、この場所に(再び)立っていられることになったときの喜びを思い出すようにしている。本は、「たとえ内容を忘れても体のどこかに残って自分を助けてくれる」と私も思う。

2021/07/08

こふみ

とうとう最終巻を読み終わってしまいました。学校図書館の話は本当に良く取材されているなぁと感心しました。当事者(?)としては、もうすぐ始まる三学期がなんだか楽しみでもあり、気が引き締まる思いにもなりました。「夜明けの図書館」大好きです。

2023/01/08

たまきら

さびしい…娘と一緒に楽しませてもらったこの図書館が舞台のマンガ、これでお別れです。今回は学校の図書室が登場し、予算をはじめ多くの問題について考えさせられました。毎週楽しみにしていた読み聞かせが、コロナのせいで中止になり、お手伝いが出来なくなったのも寂しいですが、先生たちのストレスはいかばかりか…。それでも本はそこにいてくれて、わかりやすいように司書さん達が整理してくれて。地元の図書館が愛しくなる素晴らしいお話でした。登場人物たちと別れるのが寂しいです。

2022/12/05

感想・レビューをもっと見る