迷走戦士・永田カビ
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「迷走戦士・永田カビ」のおすすめレビュー
webアクションPV数1位!『一人交換日記』の作者が幸せにむかって新境地を描く『迷走戦士・永田カビ』
『迷走戦士・永田カビ』(永田カビ/双葉社)
「幸せ」とは何だろうか。
夢を叶えてもその先を見つめてしまうのが人間である。どのような状況にいても、自分で「幸せだ」と感じられることが大切なのかもしれない。
『迷走戦士・永田カビ』(双葉社)の著者は、『さびしすぎてレズ風俗に行きましたレポ』や『一人交換日記』などのコミックエッセイで有名な永田カビさんである。前作『現実逃避してたらボロボロになった話』ではアルコール性急性膵炎で入院したエピソードが赤裸々に綴られている。
永田さんの著作は、まさに身も心も削りながら描かれている。読んでいると心が痛むこともあるが、最後は希望の光が心に宿る。そんな著者の新境地が開かれたのが、本作である。
数年前、友達の結婚式に呼ばれて感激した著者は、ひとりでウエディングドレス姿を写真撮影してもらうことにした。ところが当日、暗い気持ちのまま永田さんは撮影を終える。この「暗い気持ち」を著者は深掘りして言語化していく。
「女らしく」「男らしく」と性別を過剰に定義付けされるのが嫌いだった永田カビさん。本当に憧れたのはドレスではなく、結婚式の雰囲…
2021/3/19
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迷走戦士・永田カビ / 感想・レビュー
akihiko810/アカウント移行中
「レズ風俗」のメンヘラ漫画家・永田カビの5冊目?のエッセイマンガ。印象度B 一人ウエディングをやったり、マチングアプリをやったりしてもどれもしっくりこなかったそうで…。とりあえずお元気そうで何より。いつもの「え?ここで終わり!?終わる直前なのに自殺未遂とかして終わり!?」みたいな終わり方じゃなく、とりあえず元気そうなので安心した
2022/11/09
アコ
Kindle Unlimited:名前だけなにかで知っていた著者初読み。自身のセクシャリティなど生きづらさを抱えている著者の思考や行動を描いたコミックエッセイ。/んーあまり共感ポイントがなくて。肯定も否定しないんだけどもね。そういう意味でなんとも感想が難しい。合いそうなかたにはめちゃくちゃ合うんじゃないかな。
2021/10/15
うっかり呑兵衛
Kindle Unlimited。重い話題をとりとめとなく且つ深く思考を重ねていく。その「迷走」が興味深い。他の作品も読んでみたい。
2022/11/20
オザマチ
病院送りとなった前作のようなインパクトはないけれど、相変わらず表現が豊か。
2022/11/28
うさっぴ
パートナーや幸せについて、考えさせられた。 人によって、求めることは違う。 私はパートナーと一緒に暮らしている。 でも結婚はしたくない。 自分で自分を大切にする。 おだやかな日常に感謝しながら、日々過ごしたい。
2021/03/01
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