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告白 (双葉文庫) (双葉文庫 み 21-1)

告白 (双葉文庫) (双葉文庫 み 21-1)

告白 (双葉文庫) (双葉文庫 み 21-1)

作家
湊かなえ
出版社
双葉社
発売日
2010-04-08
ISBN
9784575513448
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告白 (双葉文庫) (双葉文庫 み 21-1) / 感想・レビュー

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ヴェネツィア

起と結を教師の森口悠子に語らせ、中間部の4章を関係者のそれぞれに語らせるという手法は大いに成功しているといってよい。実にドラマティックな展開だ。これが作家のデビュー作のようだが、水面に落とされた小さな石が、やがて波紋を次々と、しかも大きく広げてゆくという作品の構想は、作家が温めてきたアイディアを活かすべく熟慮したことの結果を思わせる。湊かなえ氏の小説は『贖罪』に次いでまだ2作目だが、懸念するのは本作が処女作にして、作家の最高傑作とならないことを願うばかり。湊かなえ作品の愛読者の皆様、どうなんでしょうね。

2018/06/08

HIRO1970

⭐️⭐️⭐️レビューが多いので読んでみました。湊さんはお初です。理屈っぽくて理詰めで筋は通っていますが、全て頭の中だけで作っているような感じで、言葉に間がなくて気詰まりしたような文章に読めて正直余り馴染めませんでした。私には不向きなタイプの作家さんでした。目には目を歯には歯を地で行く復讐法の世界で韓流ドラマの様にやたらめったら人が死にます。お好きな方はどうぞ。

2016/04/18

kishikan

何故か湊さんの作品は初読みでしたが、これは衝撃的でした。中学生(未成年)の殺人ということもさることながら、被害者が担任教師の娘さんであり、親としての復讐心と担任教師としての教育者としての立場が複雑に入り組み、その他、クラスメイト関係性や対応、加害者の親族関係など、思春期の精神構造や壊れていく人間関係をそれぞれの告白という形で物語として紡いでいます。特に、第1章の担任教師の生徒への抑揚のない語りの部分が圧倒的で、6章の最後まで一気に読み切らせてしまいます。これから何を感じとるかが読者への課題なのでしょうね。

2012/04/14

射手座の天使あきちゃん

私には裁判員制度の陪審員は出来ません!! そんな気持ちになりました。一人の少女の死を巡る五人の関係者の告白。 発言者の日常行動や思想、感情表現、その人との関わりの深さで受け止め方が大きく変化するからです。 驚愕の結末も含め、なんとも暗く、辛く、酷い、だけど最高に面白い小説でした。湊さん ありがとう m(_ _)m 

2010/06/20

hiro

初湊かなえ。重そうで積読本の期間が長かったが、映画を見る前に原作を読もうと思って読んだ。それぞれの告白を聞いて、こんな人間になってはいけない、こんな人間に育ててはいけないと嫌悪感を感じ、けっして読んで爽快になれる作品でない。しかし、途中から不思議に早く先を読みたいと思うようになった不思議な作品だった。作者はテレビで、代表作が“告白”と言われないように、いい作品を出したいといっていたが、今後“告白”とは違った湊かなえの代表作と言われるような作品を読んでみたい。

2011/07/20

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