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そして、警官は奔る (双葉文庫)

そして、警官は奔る (双葉文庫)

そして、警官は奔る (双葉文庫)

作家
日明恩
出版社
双葉社
発売日
2011-04-13
ISBN
9784575514278
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そして、警官は奔る (双葉文庫) / 感想・レビュー

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GAKU

警察シリーズ第2作。蒲田署に異動になった武本が今回関わる事件は、不法滞在外国人幼児の人身売買に、戸籍取得問題、違法養子縁組。今回組む相棒、和田もかなり癖のある刑事。相変わらず武骨で真面目な武本。前作で相棒の潮崎も登場。人道的行いでも法違反であれば、警察官として「法」を最優先しなければ行けないのか?それぞれの警察官の考え方が、非常に興味深かった。今作も登場人物達のキャラクター設定が良かった。最後“のぞみ”に自分の意見を訥々と述べる武本にただただ共感。600ページを超えるボリューム、長さを感じることなく読了。

2020/03/01

kei@名古屋

どうでもいい感想から、是非、竜崎が署長のところで頑張って欲しいと思ったのです。武本には。。。さて、このシリーズ外事に行くのかな?前作は麻薬、そして今作は隣の家からいるはずのない子供の声が、、、というホラーなのか何なのか、無骨な武本が好きです。信念を貫き通して欲しいです。

2014/07/16

roomy

シリーズ2作目。潮崎さん、お帰りなさい。ほんといいわ。内容が重くても彼のキャラのおかげでなんかほっとする。国籍、戸籍って色々難しいですね。親の身勝手で犠牲になるのは子供なんだよな。日明作品はページ数あるのにいつもあっという間に読み終えてしまうので、なんだかとても損した気分になる。とても面白いだけになおさら。

2013/12/06

ヨーコ・オクダ

シリーズ2作目。1作目もそうやったけど、茶道のお家元の御曹司・潮崎のちょっと天然っぽいキャラに目を向けさせて「エンタメ系警察モノ」と思わせながらの大フェイント。内容はやっぱりシリアスでヘビー。レギュラーキャラの他、冷血刑事・和田、温情刑事・小菅、元名誉教授・辻岡医師たちに考えさせ、苦渋の表情をさせる場面がたびたび登場する。そして、またしてもキーパーソンとなる女性がキツい…。彼女自身心に傷、闇を抱えていることを差し引いても、やっぱり「仕方ない」とは思えない。不法滞在外国人の子供の本当の幸せって何やろね?

2016/03/21

ゆずぽん

シリーズ2作目、人身売買・不法滞在外国人・児童ポルノと内容は過激でした。警察官として法に殉じることと、人間として優先するべきことの二つが交わらない苦悩を逆手にとったのぞみ。彼女の生い立ちも・・・う~ん考えさせられることがたくさんあって歯がゆくなった。唯一、潮崎さんが和ませてくれました。それにしても、潮崎家って凄すぎるww 600頁弱、中だるみもなく面白かった!

2016/05/20

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