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潜行捜査 (双葉文庫)

潜行捜査 (双葉文庫)

潜行捜査 (双葉文庫)

作家
安東能明
出版社
双葉社
発売日
2014-04-10
ISBN
9784575516661
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潜行捜査 (双葉文庫) / 感想・レビュー

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ヨーコ・オクダ

バリバリの世田谷一家殺害事件モチーフ作品。現場は練馬区に、殺害された家族も3人に変更されてるけど、証拠品とかかなり細かい部分がそのまんま取り入れられているので、めちゃくちゃリアル。で、ホンマもんの事件と決定的に違うのが、犯人に最後辿り着くという!事件発生当時、捜査に携わっていた刑事・幸本がチョンボをやらかして(というか、ホンマは彼の方が正当性がある)捜査から外された後、じわじわと独自に真相に迫っていくというストーリー。世田谷の事件が未解決のままである原因がこの作品に隠されているかも!?

2017/01/23

Vanc

これ以上、無能な上司には任せておけない、と自分の立場を失うリスクを抱えながら殺人犯を追う。気概のある、しかし奥様と病弱な娘に声も掛けられない、家庭にも問題を抱えながら苦労に苦労を重ね、上司の妨害にも"めげず"に真犯人に辿り着く。こんな筋立ては惹き付けられます。  政府高官の息子だから捕まえられない、有り得ないハンディキャップを克服し、家庭関係改善も成功してちょっと出来過ぎかもね。でも、意地悪上司の有り得ない"たなぼた"処置を最後のどんでん返しの決め手に使うとは、この作家、私は本当に好きになりました。

2018/04/11

K

これは面白かった!最初は、主人公の幸本が無能上司に振り回されるだけのはなしかと思ったが、いい意味で期待を裏切られて驚いた。シリーズ読んでみよ。

2017/03/25

you

実際にあった事件がモチーフになっている。結末は違うけれど。

2016/01/20

5〇5

2000年に実際にあった事件をモチーフにしているがゆえのリアルさがある ♦また、最近の不条理な殺傷事件という現実を思わせるリアルさもある ♣ストーリーは、事件の発端から謎解きに至る起承転結のバランスとリズムもよい ♥さらに、いかにもというキャラ造形と主人公の事情も物語を面白くしている ♠読み応えがあり、楽しめる作品だ。

2019/10/31

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