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六つの希望 吉祥寺探偵物語 (双葉文庫)

六つの希望 吉祥寺探偵物語 (双葉文庫)

六つの希望 吉祥寺探偵物語 (双葉文庫)

作家
五十嵐貴久
出版社
双葉社
発売日
2014-10-16
ISBN
9784575517163
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六つの希望 吉祥寺探偵物語 (双葉文庫) / 感想・レビュー

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Satomi

吉祥寺探偵物語シリーズ第3弾。老人ホームで暮らす6人が川庄の勤めるコンビニをジャック~!!不良老人たちの身勝手な要求。そんな馬鹿な~と、思わなくもない。確かに正しい事、世間的に立派な事をしてもすぐに忘れる。それよりも、初めて煙草を吸ってむせた時の事、授業をサボって喫茶店にたむろしてた時の事…そんな馬鹿をしたとう共通体験の方が記憶に残る。老人たちだってたまにはハメ外して馬鹿な事をしたくなるって事だよね~。高齢化社会、暴走する老人たちのニーズに応えられる社会となっていくのだろか…。

2015/11/17

すい

この吉祥寺のなんちゃって探偵シリーズも早、三冊目。読み易さと出版間隔が短いことのみで読み続けている気もするが、今作は今までで一番良かった。川庄がアルバイトをしているコンビニが六人のご老人に占拠された。人質は三十人。いつも偉そうな正社員扱いの柴田はあてにならず、川庄が犯人たちとやりとりする羽目になるのだが、犯人の出した要求は突飛なものばかりで・・・・・。六人の犯人に五つの要求。後一つは・・・・・というのがこの事件の肝で、最後まで読むとちょっと泣けてきそうになった。このシリーズでは初めてかも。次作が楽しみだ。

2015/02/09

Rin

まさかのコンビニジャック!どうするの?川庄さん。と思いながら読んでると犯人たちがちょっと予想とちがうような。犯人たちへの興味と川庄さんの行動が気になり読み進める。いつもより派手さはないけれど、犯人らの個性が強くて、彼らの要望も訴えも意外性が。彼らだからこその視点であり、考え方なのかも。だからといって、やっていいことではない。川庄さんの子どもへの強い愛情と、恐怖や焦燥感は沢山の人が感じていたはず。正当化できることでないけれど、犯人と川庄さんのやりとりも含め、読了感はどこか清々しいものでした。

2018/08/01

むっちゃん✿*:・゚

[図書館本]吉祥寺探偵シリーズ3作目。今回は今までのシリーズとは違い、ずーっとコンビニ。コンビニで籠城事件が起こる。正直、少しイマイチ。犯人グループはそんなことで…?そこまでする必要があるのかな?と終始疑問ばかりが残ります。それと、少し退屈。私は今までのように嫌々ながら依頼に答える主人公の方が好きだなぁ…このシリーズは少しお休みした方が良いのかなぁ?と思ったり思わなかったり。

2015/06/21

papako

続けて吉祥寺探偵シリーズ。うーーーん、なんだかなぁ。このシリーズだから、そこまで大きな動機はないかもと思いながら読みましたが、これはいただけない。世間は変わらない?こんなことしても変わらないし、これは犯罪です。特に病気の彼女を救急車で搬送させるなんて!命に関わるのに。共感できないし、容認できない。ありえない。と思うと面白いと思えなかった。要求が通るまでは面白いかもと思ったのになぁ。

2016/06/05

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