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九月の恋と出会うまで (双葉文庫)

九月の恋と出会うまで (双葉文庫)

九月の恋と出会うまで (双葉文庫)

作家
松尾由美
出版社
双葉社
発売日
2016-02-10
ISBN
9784575518702
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「九月の恋と出会うまで (双葉文庫)」のおすすめレビュー

高橋一生×川口春奈 W主演映画『九月の恋と出会うまで』のあまりにも切ない展開から目 が離せなくなる!

『九月の恋と出会うまで』(松尾由美/双葉文庫)

 この春、高橋一生×川口春奈 W主演映画に、心がときめかされることは間違いない。映画『九月の恋と出会うまで』は、時空を超えた奇跡のファンタジーラブストーリー。「運命の人が僕じゃなくても、僕はあなたを守りたい」。男の人からこれほど強く思われたら、どんなに幸せなことだろう。女子必見、デートで観たい映画がこの春、多くの人を魅了するだろう。

 原作は、松尾由美氏の『九月の恋と出会うまで』(双葉文庫)。書店員が選んだもう一度読みたい文庫恋愛部門第1位を獲得した小説だ。

 主人公は、写真を撮るのが趣味のOL・北村志織。芸術を趣味に持つ人が集う不思議なマンションに引っ越してきた志織は、ある夜、自室の壁の穴から「一年後の今日」を生きているという男の声を聞く。自身の名を「シラノ」というその声は、「自分を助けてほしい」と志織に懇願する。「一年後の未来からの声」に頼まれた通りに、マンションの隣人である平野という男の尾行をする志織。だが、ある事件を境に声は聞こえなくなり…。平野と初めて話をするも、その声は「シラノ」を名乗る「未…

2019/3/8

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高橋一生が“純愛”に挑戦!『九月の恋と出会うまで』実写映画化に大反響!

『九月の恋と出会うまで』(松尾由美/双葉社)

 松尾由美『九月の恋と出会うまで』が2019年に実写映画化されることが決定。高橋一生と川口春奈がW主演を務めることも発表され、「何回も読み直してる小説だし絶対観たい! しかもキャストが高橋一生と川口春奈とか完璧すぎる」「映画化ってだけでめちゃくちゃ嬉しいのに、高橋一生が出るなんてもうどうしよう…!」と話題を呼んでいる。

 同作は大人も楽しめる“純愛ラブストーリー”。主人公・北村志織が引っ越したマンションの部屋の隣には、ちょっと不思議な小説家志望の男・平野進が住んでいた。ある夜、志織は部屋の壁を通して「1年後の未来にいる」という男の声に話しかけられる。しかしとある事件をきっかけに、声は聞こえなくなってしまい――。

 作中では、謎を解くうちに惹かれ合っていく2人の姿が描かれることに。原作は「書店員が選んだもう一度読みたい文庫」恋愛部門の第1位に選ばれ、多くの読者から「普段は恋愛小説とか読まないんだけど、泣かされてしまった」「素敵な物語でした! こんな純粋な恋がしてみたい」と好評を博していた。

 今回の映画化では…

2018/3/25

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九月の恋と出会うまで (双葉文庫) / 感想・レビュー

powerd by 読書メーター

寂しがり屋の狼さん

趣味の写真が原因でトラブルになり引越しを余儀なくされた北村志織。新たな住まいとなったのはオーナーが認めた芸術家だけが住むことを許されるマンション。志織はある日、壁に空いた穴から男の声を聞く。声の主は隣人であり、1年後の未来から話しかけていると言う。志織が声の示すまま行動した結果、ひとつの未来が変わる…それは好きな人を守りたいと言う想いが起こした奇跡⏳️とても静かな恋愛小説だと感じた。

2019/04/22

菅原孝標女@ナイスありがとうございます

映画を観てからこれを読みました。タイトルだけでは(言い方が悪いですが)ただの恋愛小説だと思って読まなかったかもしれない。でも、ミステリ要素が強く、まさに"時空を超えた奇跡のラブストーリー"で、とても読み応えがありました。

2021/04/02

takaC

単行本と新潮文庫で既読。松尾小説の中ではどちらかというと反お気に入りなのに、レーベル変えて出版なんてされてしまうと気になって読んでみたくなっちゃうじゃん。登録数は他2冊の3倍とこれが一番多いしね。結果として、どれも内容は同じだということが確認できました。(笑)

2018/09/05

青蓮

初読作家さん。借り本です。 あらすじを読んだとき最初「これはSFか?」と思いましたが、現在モノなのにミステリーちっくでファンタジーが入った恋愛小説でした。全体的にベタベタな内容はなく、終わりは明るい未来を想像させるような纏まり方で、読後感は良かったです。 「マグカップ一杯分の奇跡」何か素敵。

2017/09/28

ジンベエ親分

松尾由美は好きだが何となく後回しにしていた本。恋愛小説っぽかったので(^_^; 読み終えた今の感想は、満を持して真打ち登場!(笑) 部屋のエアコン用の壁の穴から「1年後の世界にいる」という男からあることを頼まれる志織という女性の話なのだが…。いわばタイムパラドックスを扱ったSF、と言って良いと思う。そしてその扱い方も独創的で面白い。伏線の張り方と回収の仕方も文句なし。恋愛小説としては薄味だけど、くどくなくちょうど良い塩梅。中盤から先は「おお~っ、それでどうなる?」と居住まいを正して読んだ。傑作。

2018/04/23

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