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嘘が見える僕は、素直な君に恋をした (双葉文庫)

嘘が見える僕は、素直な君に恋をした (双葉文庫)

嘘が見える僕は、素直な君に恋をした (双葉文庫)

作家
桜井美奈
出版社
双葉社
発売日
2017-04-13
ISBN
9784575519891
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嘘が見える僕は、素直な君に恋をした (双葉文庫) / 感想・レビュー

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おしゃべりメガネ

装丁からして40過ぎたオッサンが手にとるにはかなり抵抗のある作品でした。内容はイメージどおり『キミスイ』や『君は月夜に〜』的な作風です。今さら学生のキモチになって読むにはどうしても無理があるので、高校生の子を持つ親として読んでしまいました。人の嘘がわかってしまう特殊な「聖」と転校生「晴夏」との猫を通じた関わりを描いています。猫好きの方にはそういった面からも楽しめる作品かもしれません。私の読み込みが浅かったのか、正直ラストがイマイチピンとこなく、モヤモヤしてしまいました。結局、どうしたの?みたいな感じに。

2019/03/09

相田うえお

★★★★☆19104 例えば、好きになった人の嘘が見える能力を持ったとします。やはり嘘を知れば、好きなだけに傷つく事もあるでしょう。そして主人公の青年の様に人を好きになることを拒否してしまうかもしれません。。さて、主人公の彼、ニャ〜を飼ってまして、猫好きには堪りません。このニャーは海苔を食べるっていうじゃありませんか!実は我が家のニャンも海苔を食べちゃうんですよ〜!朝食用の海苔が皿から消えている〜!なーんてことはしょっ中です。( ̄◇ ̄;)はい!楽しい読書でした。彼の彼女、明るくて好印象〜。ラストは目頭が!

2019/11/19

よっち

好きになった人の嘘が分かってしまう高校生の藤倉聖。幼い頃から大切に想う人たちの嘘に苦しめられ、距離を置くようになっていた聖が明るく素直な転校生・二葉晴夏と出会う青春小説。誰かを好きになることを渇望しつつも臆病になっていた聖。捨て猫をきっかけに知り合い、お互いの飼い猫を話題に距離を縮めてゆく晴夏。すれ違いを乗り越えてお互いが大切な存在だと自覚するがゆえの嘘がとても切なくて、どうにもならないもどかしさも感じてしまいましたが、明示されなかった結末にかけがえのない時間を共有した二人のその後を想像したくなりました。

2017/06/01

dr2006

主人公の聖は好きな人が嘘をつけば、その人が発する光が見えることで解ってしまう。嘘には相手を騙す嘘、思い遣る嘘、自分を守る嘘がある。好きな人の偽善の嘘を知って傷つきたくない聖は、新たに誰も好きになりたくなかった。学校でも自ら孤独を通していた。休み時間には使われない旧校舎の屋上で一人過ごした。そんなある日、同じクラスに転校してきたばかりの晴夏が、屋上から見える川へふらふらと降りて行くのを見かけ、逡巡するも追いかけて助ける。聖は嘘は見えても真実はわからない。だが、晴夏のついた嘘の裏にある真実を知った時・・。

2018/03/11

さばかん

いや~爽やか面白かった。   まさかそういう展開になるとは思ってもみなかった。  猫は好きじゃないのでちょっとあれだったけど……。   普通にハッピーエンドだと思ってたから、なかなかツラかった。 

2017/06/21

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