KADOKAWA Group

Facebook Twitter LINE はてブ Instagram Pinterest

煩悩の子 (双葉文庫)

煩悩の子 (双葉文庫)

煩悩の子 (双葉文庫)

作家
大道珠貴
出版社
双葉社
発売日
2017-05-11
ISBN
9784575519976
amazonで購入する Kindle版を購入する

煩悩の子 (双葉文庫) / 感想・レビュー

powerd by 読書メーター

ふう

言葉にできるかできないかの違いで、子どもも本人が知らないうちにいろいろなことを感じ、考えているのでしょうね。半世紀以上も昔の子ども時代を思い出し、子どもも大変、なんて考えながら読みました。多分、今の子どもはもっと大変なんでしょうね。なんにも考えずに外でたくさん遊んでおいで、と言ってあげたいけど。 親や先生は一番身近な大人。なんだかんだ言っても、やさしい目で見てくれているからいいけど、大人もちゃんと考えなくちゃ、と反省させられます。

2017/05/26

たなかはん

表紙になんとなく惹かれて、しょっぱいドライブと一緒に購入。家庭環境に若干難があり、小5にして醒めた少女の話。この作家さんの持ち味なのか、この前のしょっぱいドライブに続いて、全編に漂うネガティヴな空気感で、前半の1人語り部分で挫折しそうになる。友達が出て来てから少し緩和されて読み切ったが、自分には合わないなと思った。

2024/01/16

いっちょらるれ~

子供の世界の矛盾や幼稚さ大人のズルさや弱さを織り込みながら進んでいく70年代のお話なのですが共感する部分より、こんなこと実際ある?と入り込めない部分が多すぎて最後まで楽しめませんでした。確かに、あんな事今やったら大問題だよーと思う先生はいましたが・・

2017/06/15

三日月

ちょっと風変わりな女の子が小学5年の1年間に成長していく姿を描いた物語。◇時代が私の小学時代とほぼ同じで、大人と子ども、クラスメイトと先生、ご近所との係わりはノスタルジーを感じる。人一人が1年間に大きな事件なしに当たり前に緩やかに成長するのは日常の中での小さな変化の連続。それを丁寧に描かれていると思った。

2020/02/02

次へ

ものすごくシニカルな思春期小学児童のモノローグ。ひょっとして極は菩薩さまの化身ではないか?とまで思う。

2017/06/14

感想・レビューをもっと見る