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14歳の水平線 (双葉文庫)

14歳の水平線 (双葉文庫)

14歳の水平線 (双葉文庫)

作家
椰月美智子
出版社
双葉社
発売日
2018-05-09
ISBN
9784575521108
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14歳の水平線 (双葉文庫) / 感想・レビュー

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machi☺︎︎゛

父子家庭で育つ可奈太は14歳で思春期真っ只中。夏休みに父親の郷里の神様の島、天徳島で中二男子限定のキャンプに参加する事に。その父親、征人は14歳の夏にその島で父親を亡くしていた。可奈太、征人、14歳の征人の目線でいつの時代も変わらぬ思春期の揺らぎや迷い、苛立ちを女性の作家さんなのにすごく上手に書かれていた。今、実際に14歳の男の子がいるのでとても共感できた。14歳の夏にしか経験できない素敵で神秘的な友情に満ちた物語だった。

2019/05/08

タカユキ

14歳の息子と息子の気持ちが掴めないかつて14歳だった父親。そんな二人が父の故郷の島で過ごす夏休み。息子と父の中学二年生時代が交互に語られる。中二の思春期まっただ中の男の子のひと夏の様々な思い。美しい自然の中で友情と恋、家族の愛と葛藤、自然と信仰などを考えさせられる。そして清々しいラストに思わず涙。息子がはじめて「お父さん」から「おやじ」と呼んだ夏。あの頃を思い出したい人は読んだ方が良い一冊です。

2018/07/06

しいたけ

「この話読んだことがある」「この先の展開を知っている」。ずっと抱えたままだった既読感。14歳の息子とかつて14歳だった父、そして14歳の自分を忘れたいと思っている読み手の私。夏休みのおばあちゃんの家、海、期間限定なのに永遠を感じる友情、年上の異性への憧れ、垣間見る大人の社会。大切な夏の物語を、手放してしまったのはいつだったか。いま本と一緒に手元に戻って来たあの日の思いは、私の海馬の古ぼけた鍵穴にぴったりと嵌る。扉を開けば、あの夏の水平線が広がっている。

2018/09/24

きむこ

夏休みに南の島のキャンプに参加した加奈太達のひと夏のキラキラした青春物語。神様と深く繋がる風習や言い伝えが多く残る島で過ごす彼らの6日間。中2病の加奈太を始め、中学2年生の参加者は少し生意気ではあるけれどまだ子供。このキャンプは食事の世話以外は大人はほぼ関わらない。自由に探検して自由に遊ぶことで、自らが何かを感じ成長するのを見守るだけ。それができるのも、この大自然と神様と深く繋がったこの島独特の風習に絶対的に自信があるからだろう。大切なモノを見つけた彼らが眩しく逞しかった。★4

2021/01/10

のんき

中二病の加奈太。夏休みに自然溢れる島で、中二生、男子六人で、キャンプすることに。でも、三対三に分かれてバラバラ、仲が悪いんです。殴り合いの喧嘩も。次第に、仲直りして、一緒にご飯を作ったり、一緒に泳いだり、遊んだり、恋もチョコッとあります。喧嘩したままじゃなくて良かったです。逆に、友だちにいろんなタイプがいていいと思いました。友だちっていいなあ。友情っていいなあって感じる作品でした

2018/07/27

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