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復讐屋鳴海慶介の事件簿 (双葉文庫)

復讐屋鳴海慶介の事件簿 (双葉文庫)

復讐屋鳴海慶介の事件簿 (双葉文庫)

作家
原田ひ香
出版社
双葉社
発売日
2018-07-11
ISBN
9784575521306
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復讐屋鳴海慶介の事件簿 (双葉文庫) / 感想・レビュー

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papako

偶然屋から復讐屋へ。楽しめるか?と思いながら読み、結果楽しめたかな。男に利用されて捨てられた主人公美菜代が復讐屋の押しかけ秘書になる。この美菜代が懲りない女で、イライラしたけど、何故か放り出さない復讐屋の成海。『復讐するは我にあり』これは神様が復讐してくれる。という意味だったんだ。話を聞いて調査はするけど何もしない復讐屋。結果、依頼人を救ってくれる。成海の小学校の校長、彼が皆を救ってくれていると言ってもいい。1人を救うことが繋がってるんですね。盗まれた原稿が特に気にいりました。うん、読んで良かった。

2019/02/21

yanae

復讐屋の鳴海と復讐を依頼した美菜代。鳴海の復讐手法を学ぶためともに働くことに。と思いきや、鳴海が「何もしない」ことに驚き。復讐しても幸せにはなれない持論を持つ。とはいえ、なんやかんや調査したり、ちょっと手を加えてプチ復讐したり、人情に厚いところもある鳴海が魅力的。何もしないことで、どう幸せになるのかが読みどころ。美菜代の復讐したい相手はクズ男!個人的には痛い目にあえばいいのに~!と。続編でその後も読めるとうれしいです!

2020/01/31

Yunemo

復讐屋ですか、職業設定の面白さ、こんな題材があるのかな、なんてことを想いながら。ランチ酒での見守り屋といい、表題になっていた三人屋といい、まずこの設定の感覚に驚かされます。5編の連作集ですが、それぞれに味があって、でも想定した復讐という概念には程遠い感じでなのですが。成海氏の「復讐するは我にあり」をベースとしての展開に、一面では何もせずとも前金さえ貰えれば、またこの信念に基づく解決への展開策、大きな動きはないけれど、結果としては依頼通りに。結果オーライとの感もあるけど、語られた生い立ちからの信念ありきが。

2018/07/29

吾亦紅

この小説の主人公は復讐屋を名乗っている。どんなに痛快で過激な小説だろうか、と読み始めると、少し当てが外れる。復讐したいと思うことって、誰にでも多かれ少なかれあると思うが、被害者意識が膨らみきった心って、どこにも行き場がなくなり、さらに頑なになっていくように思う。この主人公は、その凝り固まった心のボタンを少し掛け違えて違う景色を見せてくれるような感じ。復讐するは我にあり、の本当の意味を知らなかった。最大の復讐は幸せになること。

2019/06/03

のんちゃん

男に酷い裏切りを受け捨てられ、職も失った美菜代は噂に聞いていた「復讐屋」を訪ねるが料金が足らず、そこの押しかけ秘書として働く事になる。が、所長の慶介はお客の依頼を遂行する様子はなく…というお話。原田作品は3作目だが、既読2作とはトーンが違った。しかし、読み進めていくにつれ、原田ひ香さんの人間を見つめる怜悧な眼差しは既読2作と同じで、凄くいい作品に、また出逢えたと感じた。私の今一番の注目作家さんかもしれない。

2018/08/13

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