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ジャッジメント (双葉文庫)

ジャッジメント (双葉文庫)

ジャッジメント (双葉文庫)

作家
小林由香
出版社
双葉社
発売日
2018-08-07
ISBN
9784575521399
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ジャッジメント (双葉文庫) / 感想・レビュー

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三代目 びあだいまおう

もし自分が同じ境遇になったとしたら、迷うことなく復讐を選ぶだろう。凄惨な事件が相次ぎ、ついに成立した『復讐法』従来の法で裁く以外に、犠牲者が蒙った苦しみを加害者に与える復讐が認められた。復讐を実行できるのは遺族のみ。昨今の痛ましい事件を思う度に思い描いていた究極の遺族救済の法!短編で紡がれる事件の背景。当事者のみが認識する闇と背景。重い。切ない。叫ぶ!考えさせられるのではなく突き付けられる真実!涙が溢れる!慈しもう、思い遣ろう!罪は決して許されないが、今の私はきっと『復讐』を選べない。凄い作品です‼️🙇

2020/02/13

五右衛門

読了。今も尚議論が両極端に分かれる犯罪に対する刑罰、死刑を極端ではあるが復讐させることで被害者遺族の心が晴れるかという難しい題材でした。各短編ではありましたが担当官は一人で、被害者遺族のそれぞれの境遇を読んで本当はどうすればいいのか今も尚わかりません。しかし、加害者は許せません。でも、被害者遺族が加害者を同じ目に合わしながら刑を執行する様は自分は出来そうにないけれど良くやった!と思っている自分がいました。これからも酷い事件が起こるたびにこの復讐法を思い出してしまいそうです。

2019/08/22

ホウフリンク

とても、重い題材だと思うし、チャレンジした作家に拍手したいくらいですが、どうして、応報監察官という人物の視点で書いたのか。 刑を実行する人の視点で書いた方、人間味というか苦悩と言うか、感情を表現できるような気がします。 どうしても、第三者の視点では、感情の全てが書ききれない気がします。 ただ、題材が題材なだけに、わざと、登場人物を架空の人物のように表現したかったのかもしれませんが。 とはいえ、それぞれに、人生ドラマがあって、うるうるすることは間違いなしです。

2020/02/24

あっか

胸が締め付けられる…被害者遺族が加害者に直接刑を執行できる「復讐法」がある世界。残虐な少年犯罪、無差別通り魔、親族間、宗教、虐待…と、ニュースになるたび「犯人も同じ目に遭わせてやりたい」とつい思ってしまうであろう事例ばかりで被害者の気持ちと葛藤がよく分かったし第1章サイレンでは特に、わたしも同じ道を選ぶだろうなと思った。でも真実は一筋縄では行かなくて…という意外性も読んでいて驚く。第3章は綺麗すぎ?第4章ジャッジメントは切なすぎて涙が出ました。有り得ない設定ではあるけど考えさせられ…でも答えは出ないなあ。

2019/02/14

キナコ

被害者の遺族が加害者を同じように殺害しても法に問わないとされる『復讐法』が出来た日本が舞台。被害者遺族の気持ちは復讐法で晴れるのか?また生前の被害者の意志はどうなるのか?テーマが重く、しかし面白い作品だった。同じ立場でなければわからないのにも関わらず、軽い正義感やマスメディアによって踊らせれる人々の描写をみていると、本当に何が正義といえるのかを考えされられた。

2022/01/16

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