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塀の中の美容室 (双葉文庫)

塀の中の美容室 (双葉文庫)

塀の中の美容室 (双葉文庫)

作家
桜井美奈
出版社
双葉社
発売日
2018-09-12
ISBN
9784575521511
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塀の中の美容室 (双葉文庫) / 感想・レビュー

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鉄之助

タイトルから想像したのとは違い、軽~い物語。表紙のイメージ通りだった。刑務所の中にある、一般の人も利用できる「あおぞら美容室」。受刑者だけでなく、そこに通ってくる利用客たちにスポットを当てた。テーマは面白い、と思う。が、冗長な会話文が延々と続き、チョット飽きてしまった。刑務官が、気軽(?)な感じで、話しかけてくるのも、違和感。

2020/12/11

三代目 びあだいまおう

結論すごく良かった!最後に泣いた❗小説を読んでいると時々、登場人物を本気で応援したくなることがある。成功者や英雄譚などは完全客観的に物語自体を楽しめるのですが、たまに感情移入しすぎて、主人公やストーリーシーンをリアル私生活と捉えてしまう。読前は刑務所内の美容室に受刑者達が髪を切りに来て、罪や後悔を語るストーリーかと。違った。刑務所内の、普通の客が訪れる美容室、美容員自身が受刑者!失敗や後悔は誰にもある。明日への希望を失うことも。確かに過去は変えられない。でも未来は変えられる!頑張れ!幸せ掴むんだぞ‼️🙇

2020/05/30

おしゃべりメガネ

とてもステキな作品に出会うコトができました。女子刑務所の中にある一般の方もフツーに利用できる美容室が舞台で、受刑者の美容師「葉留」とその美容室に通う6人の女性との連作集です。とにかく作品の雰囲気が温かく、刑務所や受刑者というシリアスになりがちな題材をよくぞここまでヒューマンな作品に仕上げた筆力に感動しました。女性が髪を切るとき、人それぞれに思いがあり、理由もあるのかもしれません。髪を切る受刑者の美容師がとても儚く、後半は涙腺ユルユルでした。嫌なキャラが一人も出てこない流れがストレスなく、気分爽快でした。

2018/12/25

いつでも母さん

一般の人も利用できる格安な刑務所の美容室。このような美容室があることを知りませんでした。連作6話。人の数だけ物語はある。ましてやこの中の女性たちには出所後という高い壁があるのだ。そこで教える者だって試行錯誤だろう。刑務官だって赤い血が流れる一人の人間。ここの所長や菅生さんは好感が持てる。興味を持った女子中学生は此処の意味をじぶんの将来をきっとこれから考えて行くだろう。心に残ったのは最終話。葉留よゆっくりがんばれ!年の初めに良い作品を読んだ。勧めて下さった読友さんに感謝。読後に見る表紙が違って見えた・・

2019/01/02

モルク

女子刑務所内にある美容室を舞台にした6つの短編集。刑務所内の美容室というから受刑者の髪をカットする所かと思ったら一般の人が行く受刑者の実習をするところだった。この美容室を取材に来た女性や、常連客、講師の話、そして…中でも抜群の印象を持った最終章。受刑者を妹にもつ奈津。婚約も破棄され店の客も減る。幼なじみにプロポーズされるも…身内に犯罪者がいるという残された家族の悲しみ、世間の反応という針の筵を思うといたたまれない。そして刑期を終えた受刑者を支え立ち直れる状況を作っていかねばならない。難しいのは事実だけど。

2019/11/10

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