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分かれ道ノストラダムス (双葉文庫)

分かれ道ノストラダムス (双葉文庫)

分かれ道ノストラダムス (双葉文庫)

作家
深緑野分
出版社
双葉社
発売日
2019-11-13
ISBN
9784575522846
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「分かれ道ノストラダムス (双葉文庫)」のおすすめレビュー

「宇多田ヒカル」「PHS」…ノストラダムスの大予言の“1999年”を舞台に、 『ベルリンは晴れているか』の著者が描いた青春ミステリーの傑作!

『分かれ道ノストラダムス』(深緑野分/双葉社)

 深緑野分が2016年に発表した第2長編『分かれ道ノストラダムス』(深緑野分/双葉社)がついに文庫化された! 同作は『戦場のコックたち』『ベルリンは晴れているか』など海外を舞台にした歴史ミステリーで知られる著者が、初めて現代日本を舞台に描いた作品。知る人ぞ知る青春ミステリーの逸品として、小説好きに愛されてきた作品だ。

 あらすじを紹介しよう。高校1年生の日高あさぎは、2年前病気のために命を落とした男友達・基(もとき)の日記を遺族から託されたのをきっかけに、彼が死なずに済んだ可能性について考え始める。心臓が弱かった基は、中学2年のある夜、眠ったまま世を去った。その死は本当に避けられなかったのか。どこかで違う選択をしていれば、死なずに済んだのではないか……。

 あさぎはSFに詳しいクラスメイト・八女(やめ)に協力してもらいながら、基の生前の行動を辿ってゆく。もちろんそんなことをしても、基が生き返るわけではない。しかし彼に思いを寄せていたあさぎにとって、その死を詳しく検証することは大切な行為なのだ。

 そんなあさ…

2019/12/5

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分かれ道ノストラダムス (双葉文庫) / 感想・レビュー

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タカユキ

ノストラダムスの大予言で世界が破滅するとされた、1999年をめぐり、カルト教団が暗躍する。主人公の少女の暴走気味を八女さんが上手くサポートしながら展開していく青春ミステリー。昔からあったような話だけれど、今の時代に合わせてLGBTに配慮したり、新興宗教にはまってしまった人を一概に責めたりしない。少女も少年も、その時代に納得が出来なければ闘っていくという設定が著者らしい!多彩な作家さんだと感じました。

2020/02/05

ゆかーん

「もしコロナじゃなかったら...」そう考えてしまう昨今。こんな時代だからこそ共感する部分が多かった一冊。舞台はノストラダムスの大予言に恐怖する1999年。大切な友達を突然失い、過去を変えたいと考える主人公の女子高生。そんな彼女に、7月で地球が終わると信じているカルト教団の魔の手が襲いかかります。SF、ミステリー 、青春、様々な要素が加わってドキドキワクワクする展開に一気読み。私も当時同じく高校生だったので、すごく親近感が芽生えました。過去は変えられないけど、未来は選択できると信じて今を生きたいと思います。

2021/05/05

ピロ麻呂

オーブランの少女、戦場のコックたち、ベルリンは晴れているか…全部おもしろかったので本作も期待してたけど、正直残念(^_^;)平行世界を匂わすほのぼの青春SF→カルト教団が登場し殺人事件発生→ミステリー要素も詰め込みつつ、カルト教団から追い掛けられる…ごちゃまぜの展開でイマイチな結末でした。ノストラダムスの予言は20年前か~地球滅亡の色々なシナリオを想像したよなぁ。懐かしかったなぁ。

2020/03/12

hnzwd

1999年夏。ノストラダムスの予言に書かれた時期が迫る日本を舞台に、死んでしまった幼なじみの死の原因を回想する、、というとっかかりから、後半にかけての展開が大胆。オーブランとか戦場のコックたちを書いた作者からは想像もつかない作風でした。作者の多才振りを感じます。

2019/12/28

小夜風

【所蔵】深緑野分さん3冊目。「オーブランの少女」を読んだ時に、何て色んな話が書ける作家だろうと感心したのですが、各賞にノミネートされた「戦場のコックたち(既読)」や「ベルリンは晴れているか(未読)」に比べてこの本はかなり毛色が違うみたいで、あんまり評価されていないのかな?と思いつつ読んだのですが、面白かったです。子どもの頃ノストラダムスの大予言を初めて知った時は本当に怖かったです。結局何もなかったけれど、でもその後に辛いこと悲しいこと怖いことたくさんありました。誰かと分かち合える…それが素敵なことですね。

2019/11/26

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