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アカツキのGメン (双葉文庫)

アカツキのGメン (双葉文庫)

アカツキのGメン (双葉文庫)

作家
横関大
出版社
双葉社
発売日
2019-12-11
ISBN
9784575522969
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アカツキのGメン (双葉文庫) / 感想・レビュー

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ガチャ

神保町にナポリタンがめちゃくちゃ美味しいお店がある。そこで働いているのが、平均年齢75歳の吾郎、幹雄、誠の3人組で、彼らはかつて強盗団を結成していた。そんな彼らに現金輸送車を襲う話が舞いこむ。現役は当に退いていて、中々昔のように動けない3人だが、そこは頭のキレで勝負だ。 その知識は古いだろうと突っ込みが入るほどだけど、コミカルなキャラが際立って楽しい。そこに元刑事の忠さんが巻きこまれ、話が二転三転する。個人的には忠さん推しだな。彼らのお人好しは筋金入りで、やっぱり仲間は最高。ナポリタンが食べたくなりました

2020/06/27

タイ子

平均年齢75歳、後期高齢者のオヤジたち3人組。かつてアカツキ強盗団として世間を騒がせ一度も逮捕されず今に至る。そして、ひょんなことから現金強奪の復帰をすることに。現役時代と違って今や様々なものが変わり、警備体制も強固になっている中、やってのけてしまうんですね、このオヤジたち。現役の頃の彼らを追っていた元刑事が訳あって仲間になるから面白い。まんまと一億数千万円を手中にと思ったら…。2部の逆転劇でどんな復讐をと期待していたら期待値がちょっと下がり気味。作者の優しさ?いや、そもそも犯罪を肯定しちゃいかんのよ。

2020/02/26

よむよむ

神保町にある昭和レトロな喫茶アカツキは経営者と従業員合わせて3人の小さなお店。しかも驚きは3人の平均年齢が75歳であり、昭和の犯罪史に残る「アカツキ強盗団」の裏の顔を持っていること。悠々自適の平和な日々だったが、どうしてもと頼まれた現金輸送車の強奪計画を皮切りに、元刑事との攻防、昔の仲間の復讐ときな臭くなっていく。横関作品らしくユーモア満載で、お爺さんたちがかっこよく立ち回り、最後はスカっとさせてくれる、楽しい一冊だった。

2020/05/09

みかん🍊

神保町でナポリタン専門の昭和レトロな喫茶店を切り盛りしている3人の老人たち、じつは引退する前はアカツキ強盗団として現金輸送車を日本とアメリカを又に掛けて活躍していた、のんびり過ごしていた彼らの元に幹男の甥の息子から現金輸送車の強奪を持ち掛けられる、引退した彼らだったが泣きつかれ彼らのプロ根性に火がつく、二転三転する展開に目が離せず2部の大逆転にさすがあっぱれだった。

2021/10/01

yuyu

カッケー、アカツキ強盗団!70代になり、すでに裏家業から足を洗った五郎、ミッキー、マコ。昔取った杵柄で、もう一度現場復帰。こんなにすんなりいっていいの?と思っていたら…大きな落とし穴が!そして、「大逆転編」へ。昭和のノスタルジーを感じる。三人に絡む、忠さん、ルミ子もかっこいい70代。私もこんな風に歳を重ねられたら、いいなぁ。続編を希望。

2020/06/21

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