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クランクイン (双葉文庫)

クランクイン (双葉文庫)

クランクイン (双葉文庫)

作家
相場英雄
出版社
双葉社
発売日
2020-04-15
ISBN
9784575523386
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クランクイン (双葉文庫) / 感想・レビュー

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Walhalla

相場英雄さんの作品にしては、とても軽い感じで読めますね。ご自身の別作品をさりげなく紹介しているシーンもあってクスッとなりますが、著者の作品は、やはり濃厚な経済・社会派小説の方が好みです。

2023/09/13

えみ

映画製作の苦労、そこから動き出した家族の物語…全く違う二つが根本崇を起点に交差した時、姿を現した一人の女性の半生。感動、そして感涙必須なみだ涙の終演か…と油断していたところにガツンと一発強烈なパンチが飛んできてクリーンヒットした。その衝撃の後遺症で読了後も脳が「しばらくお待ちください」状態に陥ってしまっている。クランクインするまでだいぶハラハラさせられて、クランクインしてからも次々に問題発生、落ち着く暇なくドキドキさせられた。そしてこのラスト。一秒たりとも気を抜いちゃいけない。読み終わるまで安心できない。

2020/05/06

タルシル📖ヨムノスキー

相場英雄さんといえば重厚な警察小説と経済小説の書き手という印象があって、そんな相葉さんが描く映画制作の舞台裏って、どんななんだろうと手に取りました。読み始めから名作映画の小ネタ満載で映画好きは多分ニヤリ。主人公の広告代理店勤務・根本が映画のプロデューサーとして奮闘する物語は、根本が小さい頃に亡くなった母親の秘密に迫り…。わがまま原作者・庄野への二度の説得に用いた手段に腑に落ちなさを感じレビューで指摘しようと思ったらなんと!?最後の最後でそれもぶっ飛ぶ展開に只々唖然。この衝撃は、荻原浩さんの〝噂〟以来かも。

2023/08/21

クキモン

映画ファンの広告会社の若手営業マンが、ベストセラー小説の映画製作を担当することになった・・・。超ワガママな原作者に振り回され資金不足に陥るなど、次から次へとトラブルに見舞われながらも、映画会社の責任者、監督、カメラマンなど現場のプロの情熱で映画が完成する。映画製作の舞台裏を知ることができ、とても新鮮でした。気分よく読み、映画の成功を楽しみにしていたら、最後のどんでん返しにひっくり返りそうになりました(笑)

2021/11/13

映画製作の話が興味深く、もうひとつの謎が解かれていくのも引き込まれたけど、最後のどんでん返しは必要だったのかな。面白かったけど。

2020/10/11

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