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バイバイ、ブラックバード〈新装版〉 (双葉文庫)

バイバイ、ブラックバード〈新装版〉 (双葉文庫)

バイバイ、ブラックバード〈新装版〉 (双葉文庫)

作家
伊坂幸太郎
出版社
双葉社
発売日
2021-02-10
ISBN
9784575524482
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「バイバイ、ブラックバード〈新装版〉 (双葉文庫)」のおすすめレビュー

もっとも“伊坂幸太郎らしい”作品! 大切な人に別れを告げる「グッド・バイ」ストーリー『バイバイ、ブラックバード』新装版の美しい表紙に注目!

『バイバイ、ブラックバード〈新装版〉』(双葉文庫)

 「伊坂幸太郎さんの作品の中で、もっとも『伊坂幸太郎さんらしい』作品は?」と問われたら、『バイバイ、ブラックバード』を挙げたい。この作品は、5股をかけていたダメ男とその相棒の怪物女が、「さよなら行脚」をする連作短編集。太宰治の未完の絶筆『グッド・バイ』のオマージュ作品なのだが、その内容は、まさに、伊坂ワールド全開だ。「地上から数センチ浮いた日常」といえるような、現実にありえそうでありえない設定。奇妙な登場人物たちのおかしなやりとり。そして、張り巡らされた伏線の回収がとにかく気持ちいい作品なのだ。

 その作品が『バイバイ、ブラックバード〈新装版〉』(双葉文庫)として、装いも新たに発売された。新装版の書影は、デザイナーが提案した多くのイラストや写真の中から、伊坂さんが「コレ!」と即答して決定したものらしい。伊坂さんがビビビッときたのも納得。まさに、この物語の表紙にふさわしい美しいデザインだ。

 主人公の星野一彦は、怪しい組織から多額の借金を抱え、借金のかたとして、近いうちに、〈あのバス〉で連れされられる…

2021/3/18

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バイバイ、ブラックバード〈新装版〉 (双葉文庫) / 感想・レビュー

powerd by 読書メーター

owarai

スランプでした。3月からずっと。Dr.、いや、読書スランプ。古いですね、スミマセン。忙し過ぎて、1ページも捲れない日々。どうしちゃった、オレ。あんなに読んで、あんなに感想挙げてたのにと思い始めたら最後。楽しかった読書、読メが、めちゃんこ億劫になるんだから、びっくり、ほよよ?です。でも、フシギ。キーンと月日が走り去れば、ちょっと余裕が出てきて、読めちゃう伊坂幸太郎。暗い毎日に別れを告げ、明るい未来へ一歩を踏み出そうぜ、ばいちゃ!いや、バイバイ、ブラックバード。もう読めないかもなんて「あれも嘘だったわけだ」。

2021/08/14

kei302

面白い、さすが! 多分 過去挫折本。 繭美がダメだったような記憶がうっすらと。 「大きくなったらパンになる」エピソード、佐野と同じく、泣けた。ラストの繭美は最高。新装版、カバー写真が格好いい、文字が小さい(×_×)

2021/09/19

くるぶしふくらはぎ

星野一彦は、やらかしてしまった。だから〈あのバス〉に乗ることになり、見張り役に繭美が張り付くことになる。〈あのバス〉に乗るってことは、二度と会えなくなる、だから会えなくなる前に別れを告げたいという一彦の希望が叶えられ、一彦と繭美は、一彦が付き合っていた五人の女性の元へ別れ話をしに訪れるという連作短編集。なんのこっちゃという物語だが、伊坂幸太郎らしい会話の絶妙さ、一彦の誠実さ、繭美の奇天烈なのに説得力のあるツッコミに、いつしか物語の世界観に引き込まれていた。なんか、いいよねっていう読後感、悪くない。

2021/08/13

タケチヨ

最初にあらすじを読んだ時、『この世界観、ついていけるかな?』といった不安と『伊坂ワールドはこうでなくては!』というワクワク感を同時に感じ、結果読み終えた後に得られたのは心地よい読後感でした。5股交際している星野一彦と巨漢で粗暴な言動の繭美、マイナスイメージしかない二人のキャラクターが読み進むにつれて愛着が沸いてくるからあら不思議。繭美に対して物怖じしない5人の女性たちもそれぞれいい味だしている。個人的には5話と6話のラストがかなり好きだが結局〈あのバス〉とは一体何だったのかのモヤモヤ感がまたイイ。

2021/06/04

ちょこちょこ

読んだ直後はモヤモヤしたが、作者のロングインタビューを読んで読書の醍醐味ー読者が想像を膨らませるーを思い出し、このモヤモヤ感こそこの本の最大の魅力ではないかと思い直した。伊坂ワールド全開だが、特に如月ユミ!一人キャッツアイとか想像しただけで笑いがこみ上げる。そして強烈な個性の持ち主の繭美は案外常識を逸脱した人に弱いのも発見!不知火刑事とか細かい設定が面白すぎる。そしてその中でも5話の終わりや最後など、感心してしまうストーリー展開。やられた。ロングインタビュー全ての本にほしい。郵便小説参加したかった。4.2

2021/06/18

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