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人生のピース (双葉文庫)

人生のピース (双葉文庫)

人生のピース (双葉文庫)

作家
朝比奈あすか
出版社
双葉社
発売日
2021-05-13
ISBN
9784575524666
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人生のピース (双葉文庫) / 感想・レビュー

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のんちゃん

潤子、みさ緒、礼香は中高一貫校から親友で現在34歳。皆、定職に就いて活躍中だ。そんな中、礼香が見合い結婚するという報告があり…という婚活小説。このテーマを読むといつも心が苦しくなる。婚活、特に結婚相談所や婚活アプリを使う婚活は、今まで全く知らない人に自分の人となりを知ってもらうという点で就活に似ている。婚活の経験はないが就活の苦しさはよく知っている、だから苦しくなる。その心模様を作者はすごくうまく描いている。久々の朝比奈作品だったが、以前の氏の作品レビューにも書いた様に、うまい作家さんだとまた思った。

2021/06/30

mayu

34歳の潤子、みさ緒、礼香は女子中高の頃からの親友同士。1番結婚から遠いだろう存在の婚約を機に、祝福よりも焦りが加速して心が乱されていく友人、潤子の視点で描かれた婚活物語。潤子の言う'普通で良いのに'という発言はまさによく聞くし、そこからの'この歳になると希望通りの人などいない、でも妥協できない'の現実。結婚相談所の市場価値、婚活の現状のリアルに時折、辟易しながら読んだ。潤子の無意識な上から目線や先輩、後輩への心の中のドロつきに婚活とか相手がとか言う前にそういうとこじゃない?と思ってしまった。

2021/06/19

きのぴ

潤子、みさ緒、礼香は学生時代からの親友で、現在34歳。ずっと恋人のいなかった礼香が結婚することになり、潤子は焦り結婚相談所に入会する。お見合いパーティーや今だとマッチングアプリを使った婚活は大変そうだけど、社会勉強として一度は経験してみたいという気持ちもある。初対面の相手と何人も会うのは気疲れがすごいと思うけど、何人かと会っていくなかで自分が相手に求めるものも見えてくるのかなと思う。潤子が婚活を通して自分自身と向き合っていたように、誰かと向き合うことと自分と向き合うことはイコールなのだと思った。

2022/01/11

Mayrin

婚活がメインのお話ですが、先輩後輩のつき合い方とか勉強になりました。

2021/06/13

こばゆみ

30代の独身女性には読書家が多いのかって思うくらい、この手の婚活話が最近多い気がするけど(単に自分のアンテナに引っかかるってのもある/笑)、どの話も面白いんだな〜!この話にもめちゃくちゃ共感する言葉がたくさん。大人になった女子の容姿偏差値50は「まあまあ」なのに、男子の50はすでに「無理め」…なんて、たとえ思っても言えない(笑) 楽しく読めて良かった(^^)

2021/05/30

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