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京都寺町三条のホームズ(17)-見習いキュレーターの健闘と迷いの森/後編 (双葉文庫)

京都寺町三条のホームズ(17)-見習いキュレーターの健闘と迷いの森/後編 (双葉文庫)

京都寺町三条のホームズ(17)-見習いキュレーターの健闘と迷いの森/後編 (双葉文庫)

作家
望月麻衣
出版社
双葉社
発売日
2021-08-05
ISBN
9784575524918
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京都寺町三条のホームズ(17)-見習いキュレーターの健闘と迷いの森/後編 (双葉文庫) / 感想・レビュー

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ひさか

2021年8月双葉文庫刊。書き下ろし。シリーズ17作目。後編だけあって、小松探偵事務所に持ち込まれた事件の謎解きや円生とホームズの覚悟とか大団円めいた仕舞方でした。円生が幼いというか若いのにびっくりしましたが、ホームズ、葵、円生って、そもそも、20代はじめなのでまぁそういうところあたりまえといえばあたりまえですね。

2021/09/12

hiro

ビブリア、万能鑑定士、タレーランなどの女性がホームズ役のシリーズを読んでいたが、ホームズ役は骨董品店のオーナーの孫・清貴、ワトソン役が女子高生・葵の京都を舞台にしたミステリということに興味を持ち、このシリーズ第1巻を読んでからもう6年も経った。第6.5巻を含めてシリーズ18冊目で、葵そしてあの円生のこの先進む道がはっきり見えて一区切りというところで完結かと思ったがまだ続くようだ。これからは、ホームズから少し離れたところでキュレーター・葵の活躍を期待したいので、このあとも楽しみに読んでいきます。

2021/12/11

ばう

★★★前巻から続いて祇園の敦子からの弟子の結婚を阻止して欲しいという依頼は意外な展開。『拝み屋さん』シリーズの澪人も登場したのが嬉しすぎる♡それともう一つの柱である円生の展覧会も無事成功してめでたしめでたし、です。葵ちゃんはどんどん成長していきますね。一流キュレーターになる姿が目に浮かぶようです。自分を「呪われている」と思い込んでいる敦子の息子に語る清貴の「呪いというのは自分が自分にかけてしまうもの」という言葉が好き。その通りですよね。清貴、葵、小松達との関わりで自己肯定感が増す円生の未来が楽しみです。

2022/05/23

万葉語り

シリーズ17作目。小松さんの探偵事務所に娘と恋人を別れさせたいとの依頼が舞い込む。徳島県の神社でもらった水晶のお守りが事件を解くカギになる。一方で葵ちゃんは円生の個展をキュレーターとして企画。神戸切子と円生の風景画のコラボ展、見てみたいと思った。しかしわんこのようなホームズさんにすべて持っていかれた巻でもありました。2021-146

2021/11/15

よっち

家頭邸で行われる円生作品の展覧会を担当することになった葵。突如、展覧会開催を拒否しだした円生を翻意させようと奔走する第十七弾。祇園で地下クラブを経営する敦子から清貴のところに持ち込まれた奇妙な依頼、円生が展覧会の開催を拒否した理由。それぞれのエピソードが繋がっていろいろなことが見えてくる展開でしたが、自分の意志で挑戦する葵と、彼女を見守って本音も見せるようになった清貴、関係性が変わっても揺るぎない二人の絆が、周囲へといい感じに波及してもたらされた結末、そして最後にあった掌編や番外編もなかなか良かったです。

2021/08/04

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