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文豪怪奇コレクション 綺羅と艶冶の泉鏡花〈戯曲篇〉 (双葉文庫)

文豪怪奇コレクション 綺羅と艶冶の泉鏡花〈戯曲篇〉 (双葉文庫)

文豪怪奇コレクション 綺羅と艶冶の泉鏡花〈戯曲篇〉 (双葉文庫)

作家
泉鏡花
東雅夫
出版社
双葉社
発売日
2021-12-16
ISBN
9784575525243
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文豪怪奇コレクション 綺羅と艶冶の泉鏡花〈戯曲篇〉 (双葉文庫) / 感想・レビュー

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まさ

文豪怪奇コレクションの泉鏡花戯曲編。『夜叉ケ池』も『天守物語』も好きで読んできているけど、その前に『沈鐘』を読むとより魔の世界に浸れますね。戯曲で構成されたこの1冊、鏡花の描く妖怪(と人間)の世界たっぷりでした。

2023/01/02

春風

鏡花戯曲の三大名作『天守物語』『夜叉ケ池』『海神別荘』を網羅する、文豪怪奇コレクション泉鏡花の戯曲編。鏡花の小説というと、擬古文に所々に体言止めの見られる特異的な文体で、初読では意味が取りづらいイメージもある。しかしながら、本作に収録される戯曲はほぼ全編口語体で、登場人物の掛け合いが軽妙であり、古い漫画を読んでいるような感覚で読むことができる。化け物が喋り、人外の笑声を響かせ躍動するこの戯曲は、お化けの隊長・泉鏡花の面目躍如たるものがある。

2022/06/27

SOLVEIG

全く初めてのものと、なんとなくザックリ話は知ってたけどちゃんと読むのは初めてなものと。「沈鍾」は初めて知った作品だけれど、何故か懐かしいような妙な感覚。 「夜叉ヶ池」「海神別荘」「天守物語」はそうだったのか!という部分が色々。 「池の声」「山吹」「多神教」「お忍び」はどれもお初で、まだちょいと消化不良(なんでこのタイトル?とか)なのも。 小説篇同様、物語世界は好みなんだけれど、どうも読み辛い。文書が肌に合わないのかなあ……などとふと思ったりもするのだけれど、嫌いという感覚ではない。読み方が悪いのかなあ?

2022/06/17

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