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北の御番所 反骨日録(1)-春の雪 (双葉文庫)

北の御番所 反骨日録(1)-春の雪 (双葉文庫)

北の御番所 反骨日録(1)-春の雪 (双葉文庫)

作家
芝村凉也
出版社
双葉社
発売日
2021-04-15
ISBN
9784575670509
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北の御番所 反骨日録(1)-春の雪 (双葉文庫) / 感想・レビュー

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やま

真っ直ぐで、人情味もある用部屋手附同心の新シリーズが始まり…。字の大きさは…中。北町奉行所の用部屋手附同心・裄沢広二郎は、頑固ではあるが、真っ直ぐな気性が爽快な物語です。なお、用部屋手附同心という初めて聞く奉行所の仕事に興味があります。若かりし頃の裄沢の正論で譲らぬ姿が、歳と共に少し角が取れてきています。そして頭脳明晰で、判断力があり、行動力がありと捕物に向いている同心ですが。人と相いれない性格が、用部屋手附同心という内勤になっているように思われます。今後、どのような展開になるのか関心があります。

2021/06/28

ニッキー

この作家にしては、今回は分かりやすいし、文面も読み易い。探偵もどきの謎解きのような理詰めはいつも通りだが、今回は主人公自体が屁理屈をたれるので、あまり気にならない。 このシリーズは面白くなるかもしれない。

2021/09/05

デジ姫

必死振りにワクワクするような同心物に出会った気がする。 幼馴染との阿吽の呼吸は気持ちいい。

2022/06/13

coldsurgeon

江戸時代後期、松平定信が改革を始めたころの江戸北町奉行所を舞台とした時代小説。やさぐれ鉄斎と陰口をたたかれる同心が主人公。道理に合わなければ上役にも物申す主人公の活躍と奉行所内の人間模様が興味深い。洞察力の鋭さを武器に、この時代を駆けるのか、主人公は。

2024/03/25

山内正

櫓下の岡場所で金貸しが殺された 白糸って女郎が具合が悪いと昨晩は挨拶に、散々嫌味を言われ立去り際 お前じゃなくてもと聞こえたと夕刻もう一度挨拶に行かせたら血で染まりその日に大番屋に引立てられた 部屋同心裄沢が話を聞く そんだけか返り血は、刃物は、そこまでする訳は、誰も気にしない女が 店の中に、 あの一件なと与力が話し掛ける 間夫はいた客でなく奉公人でない娘がうろちょろしてたって 金貸しに恨みがあって 白糸が捕まりブルっちまったと 差し違えがなかって助かったよと

2021/09/07

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