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北の御番所 反骨日録【二】-雷鳴 (双葉文庫)

北の御番所 反骨日録【二】-雷鳴 (双葉文庫)

北の御番所 反骨日録【二】-雷鳴 (双葉文庫)

作家
芝村凉也
出版社
双葉社
発売日
2021-08-05
ISBN
9784575670660
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北の御番所 反骨日録【二】-雷鳴 (双葉文庫) / 感想・レビュー

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やま

頑固ではあるが、真っ直ぐな気性の北町奉行所の用部屋手附同心・裄沢広二郎が、定町廻り同心の来合轟次郎と共に活躍する物語です。剛の来合、頭脳の裄沢の組み合わせでさまざまな難局を潜り抜けます。今回の騒動で武骨な来合と、大奥より宿下がりしてきた美しい美也との純愛が実りそうです。そして裄沢の冴え渡った頭脳が捕物を楽しくしてくれます。 🌿①➁へ続く→

2022/02/20

ニッキー

これは面白い!用部屋手附同心と言う地味な主人公往沢広二郎と定町廻り同心来合轟次郎コンビがいい。 コンビ物はヒットする。 今回はかつての相方の嫁となるべき人が大奥から下がり、仕えていた中臈は急死。大奥を巡る陰謀の刃が襲いかかる。 御庭番や目付まで登場となるが、その謎を裄沢は解き明かす。この作家得意の憶測的推理で。 奉行は何も起こっておらぬて否定。裄沢の役儀が変わっていく。

わたしは元気

二 になって、面白さが増しました。

2022/02/01

山内正

今度お白州に掛ける件どのような 裁きが妥当か調べておけと 四件の小さな盗みを書面と照らし合わせ それがこの意見書かと与力瀬尾が怒ってきた 渡した物と食い違うと失態として押し付けようと 二枚とはおかしい一枚の筈が 少しよろしいかと内与力深元が 金額が違うのはどうした事か 押し殺した怒気に瀬尾が詰まる 角三は仲間と書かれてるがそうなのか角三の調べに疑いが 源治の床下を調べたら分かる事と 角三は牢から出された 瀬尾は謹慎を命じられた 裄沢には隠密廻りを命じると 奉行直々に言い渡された

2021/10/05

coldsurgeon

江戸時代後期、松平定信が引退したころの江戸北町奉行所を舞台とした時代小説。やさぐれ鉄斎と陰口をたたかれる同心が主人公。道理に合わなければ上役にも物申す「やさぐれ」主人公の活躍は、武家階層の堕落した姿を垣間見せながら、大きな騒動に巻き込まんとする物語の流れ。洞察力の鋭さを武器に、主人公は、乗り切ろうと躍動する。その展開は面白い。

2024/03/31

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