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orange(6) -未来- (アクションコミックス)

orange(6) -未来- (アクションコミックス)

orange(6) -未来- (アクションコミックス)

作家
高野苺
出版社
双葉社
発売日
2017-05-31
ISBN
9784575849875
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大人気コミック『orange』完結後に描かれた2つの物語――菜穂と須和は後悔からどう立ち上がったのか?

『orange第6巻‐未来‐』(双葉社)

 2015年秋、大反響の中で惜しまれつつ5巻で完結した高野苺の青春SFラブストーリー『orange』(双葉社)。その後は実写映画やアニメにもなり、いろいろなカタチで『orange』ワールドを繰り返し味わってきたファンも多いことだろう。そんなファンに朗報だ! なんと「終ってしまった」と思っていた物語に、続巻の『orange第6巻‐未来‐』が登場したのだ。

 まずは『orange』を知らない方のためにおさらいしておこう。『orange』とは青年コミック誌『月刊アクション』で連載されていたコミック作品。同じ高校に転校してきた同級生の翔(かける)を自殺から救えなかったことを後悔する菜穂、須和、貴子、アズ、萩田の仲良し5人組が、26歳になり、過去の自分に手紙を書き、その手紙を受け取った高校生の菜穂たちが「未来」を変えていこうと奮闘する青春群像ストーリーだ。

 叙情豊かな長野の松本を舞台に、まぶしいほどに「青春」なキャラクターたちが友情を深め合う姿や、好きなのに相手を傷つけてしまう…そんな純度の高い菜穂と翔の恋の行方など魅…

2017/8/16

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orange(6) -未来- (アクションコミックス) / 感想・レビュー

powerd by 読書メーター

れみ

翔を失ったあとの5人の、須和が主人公のお話。須和が「俺はズルいやつだ」と言ったり思ったりすればするほど、須和の菜穂や翔を思う気持ちの優しさが心に沁みて泣けてくる。私の中では、翔が事故(自殺)で死なない方のお話は手紙を出した5人の「手紙が届いてこうなってたらいいな」という想像のなかの世界のように感じていたから、そちらの世界がこの先どう展開する可能性があるのかが気になる。

2017/06/25

hiro

5巻で完結していたと思っていた『orange』に6巻がでるということを知って、発売日に電子書籍で購入。『orange』には、未来からの手紙が届くというストーリーが気になって映画から入ったので、5巻のラストには少し戸惑った。しかし、パラレルワールドの中の1つの世界?須和目線の6巻を読んで、須和と菜穂が結婚して子どもがいる映画と完全につながった。これだけ菜穂のことを思ってくれる須和がいて、菜穂は本当に幸せ者だ。単行本未収録作品もまだあるようなので、7巻でまたこの6人に会えることを期待しています。

2017/06/03

masa@レビューお休み中

琴線に触れる…。なぜだろう。もう終わりだと思っていたのに続きがあったから。いや、それよりも主役が須和だからかもしれない。菜穂のことを好きでありつつも、翔と菜穂が幸せになることを願って、その通りに行動をしたことが胸に響くのだろう。好きであるということは、人を悪者にすることがある。けれども須和のように正義の味方のような存在に変えてしまうこともある。どちらが幸せなのだろうか。好きな人を抱きしめることよりも、好きな人が笑顔でいることを選ぶ。その勇気にただただ感服するばかりである。

2017/06/07

くりり

優しい須和の想いが詰まった一冊。翔と菜穂が幸せになることを願い、翔が生きている世界と翔がいない世界、どちらの世界でも須和は優しいまま変わらない。

2017/06/09

☆ゆう☆

5巻で完結したと思っていたから、6巻が出ていたことに気づくのが遅くなった。7巻も出るみたい。楽しみができた。今回は須和がメインの話。須和はいつだって翔と菜穂が幸せになることを願っているんだよね涙。翔が生きている世界と翔がいない世界、どちらの世界でも須和は優しい。翔がいなくなった後、須和が菜穂のそばにいてくれて本当によかった。

2017/06/15

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