読みたい本がここにある

Facebook Twitter LINE はてブ Instagram Pinterest

僕らの色彩(1) (アクションコミックス)

僕らの色彩(1) (アクションコミックス)

僕らの色彩(1) (アクションコミックス)

作家
田亀源五郎
出版社
双葉社
発売日
2019-01-12
ISBN
9784575852554
amazonで購入する Kindle版を購入する

「僕らの色彩(1) (アクションコミックス)」のおすすめレビュー

『弟の夫』作者が描く、ゲイであることに悩む高校生の日常

『僕らの色彩』(田亀源五郎/双葉社)

 日常で私たちが「色」として認識しているのは、ものが光を反射した結果見えているものだ。赤い光を反射するから熟したトマトは赤く、緑の光を反射するから木々の葉は緑に見える。だから弱い光しかない場所や夜などの闇の中では、人間の目は色を見分けることができないのだ。

 第19回文化庁メディア芸術祭マンガ部門優秀賞をはじめ世界中で賞を受賞するなど各方面で話題を集め、NHKでドラマ化もされた『弟の夫』の作者、田亀源五郎さんの新作『僕らの色彩』(双葉社)は、クラスメイトの吉岡健太に片思いをしているゲイの高校生、井戸田宙(そら)の日常を描く作品だ。

 美術部に所属する宙は、空や海の色を敏感に感じ取り、その色をパレットでどう作り、キャンバスへと乗せていくかをいつも考えている。そして恋心を寄せる健太と同じ電車に乗り合わせただけで、「世界中の色彩が鮮やかさを増したようなそんな気分になる」と心の中で幸せを感じている。しかしその感情は知られてはいけない、誰にも相談もできないものであり、クラスメイトたちがしている好きなアイドルや女子の話にはあ…

2019/2/2

全文を読む

おすすめレビューをもっと見る

「僕らの色彩(1) (アクションコミックス)」の関連記事

幼なじみといつもいっしょにいる女の子に、突然、体育館裏に呼び出された。これってまさか…/僕らの色彩⑦

井戸田宙(そら)は、同級生の吉岡健太に密かに恋心を抱く。“男性が好き”というセクシャリティが、彼の青春にもたらすものとは…? 好みのタイプの話題に花を咲かすクラスメイトたち。そんな雰囲気のクラスを思わず抜け出した宙を、1組の幡瑞樹が呼び止める。

続きは本書でお楽しみください。

2020/9/20

全文を読む

「ゲイですか?」なんて聞けないし、「ゲイです」なんて言えない。告白をしてくれた男性は、この人なのか?/僕らの色彩⑥

井戸田宙(そら)は、同級生の吉岡健太に密かに恋心を抱く。“男性が好き”というセクシャリティが、彼の青春にもたらすものとは…? 昨日俺の前に現れたのはこの人なのか? カフェのマスターだった彼に、事実を確かめるすべもない宙は…。

<第7回に続く>

2020/9/19

全文を読む

関連記事をもっと見る

僕らの色彩(1) (アクションコミックス) / 感想・レビュー

powerd by 読書メーター

辺辺

ゲイの思春期の悩みが息もつけぬ程。悩める彼に大好きな花郎さんのお言葉を送りたい「他人と同じでない事を悲しんでも仕方がない。認めなさい。でも、恥じる必要は全くない。嘲笑されたら、傷ついて当たり前。だからといって、引き目を抱く必要もない。他人と自分は違うんだという事を現実としてしっかり見詰めなさい。そして、自分に誇りを持つんだ。なぜなら、他人と同じ部分があろうとなかろうと結局この世にはあなたはあなた一人しか存在しないのだから」ゲイか否かよりも先に一人の人間として自分自身を肯定しな。それから愛する事を覚えよう。

2019/09/14

小鈴

弟の夫が小学生にも分かるように描いたマンガならこちらは高校生のためのマンガ。弟の夫から読んでいるが、改めてロールモデルを知るって大切だなと思う。「ゲイ」をイロモノ扱いする過激な情報はあふれているが、こういうフツーの話がマンガには意外となかった。宙のカミングアウトの苦しさを通して、学生時代に打ち明けてくれた友人の苦しさがようやく分かったような気がする。こんなに思いきって話してくれたんだなぁ。

2019/01/13

澤水月

「弟の夫」がジェンダーに「色眼鏡」ない児童たちの視点を大切に、多様性のありかたを謳う作品とすると、「僕らの色彩」は既に偏見もあれば実地に性衝動が現実化する(コクったり付き合ったりその先も親たちが容認する年頃の)高校生たちを描く。物語は導入部、理解者相手でもカムアウト時に本人にかかる重圧がひしひし伝わる…。田亀作品はインディーズ時から愛読しているが、一般向け弟・色彩はライトタッチ。熊系男性はしっかりめに描かれるものの「若い女性」描くのはやはり苦手?ディープで自粛ない時の絵ヂカラの物凄さを知ってほしいなぁ

2019/01/20

みやび@夜649

電子。弟の夫が良かったのでこちらも。高校生の宙がゲイである苦しさから出会ったカフェのマスター。マスターがまだ何かありそうな雰囲気。

2021/04/29

pugyu

自分が何を好きか、誰を好きか。誰にも打ち明けられないのは、呼吸ができないくらい苦しい。ゲイだと自覚している宙くんはなおさら。みんなと同じで空気読んで生きなきゃならない学生時代は辛いよね。息抜きできる場所を見つけられてうらやましい。

2019/09/09

感想・レビューをもっと見る