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氷住灯子教授と僕とYの世界

氷住灯子教授と僕とYの世界

氷住灯子教授と僕とYの世界

作家
有間カオル
バツムラ アイコ
出版社
二見書房
発売日
2022-06-21
ISBN
9784576220963
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氷住灯子教授と僕とYの世界 / 感想・レビュー

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ままこ

不思議なものが視えるゆえ、幼い頃より孤立していた直希。大学進学後、雑然としたY研究室で雑用アルバイトをすることになる。超常研究の一環として、傍若無人な氷住教授と共に不可思議な悩みの相談を受けることになるが…。「古書店の女神」が切なくも温かい話で良かった。サイケな色合いの表紙が目を引く歪みの世界。続編があれば読んでみたい。

2022/09/07

rosetta

★★‪☆‪☆‪☆この表紙とこの内容ならどう見てもラノベなのになぜハードカバーでこの値段で出したのかさっぱり理解できん。幼くして両親を亡くした主人公は人に見えないものが見えるせいで人から疎まれる。法政大学に進学し東京に出てきて別館の地下にある研究室でアルバイトを始める。どうやらオカルトを扱っている研究室らしいがそれっぽい事はろくに書かれていないので設定が生かされていない。氷住(あ、歪みの洒落なのか、今気付いた)のキャラも全く魅力がない。はっきりいって時間の無駄以外の何物でもない。←個人の感想です

2022/09/08

よっち

過去のトラウマに囚われ、世の中の不思議なものが見えてしまうため殻にとじ籠もっていた大学生・直希。彼の目の秘密を知る若き大学教授・氷住灯子のもとで不思議な事象を解き明かしていく連作短編集。大学に合格して田舎から上京した直希が始めた超常現象を研究する大学非公認のY研究室でのバイト。研究室の主で傍若無人な振る舞いをみせる大学教授の氷住灯子に振り回されながら、研究室に持ち込まれる顔を奪われた女、虚偽の幽霊、古書店の女神といった問題を解決する展開で、孤独だった彼がその居場所を見出してゆく結末はなかなか良かったです。

2022/07/26

ほたる

歪んだ世界へようこそ。オカルト連作集。不思議な霊的現象は身の回りに常にあるもので、ただその現象が起こるきっかけはオカルトでもきちんと存在している。三話目がどことなくノスタルジックな雰囲気が感じられて個人的にはこれが一番良かった。エンタメホラーで楽しい作品。

2022/07/03

ニョンブーチョッパー

★★★★★ 表紙イラストがポップで、表紙や章タイトルの文字やノンブルの位置もなかなか攻めている感じで好印象。文字が小さすぎず読みやすい。内容はライトでサラッと読める。続きがありそうな終わり方で、シリーズ化されたら続きを読んでみたい。

2022/11/15

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