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奇想の図譜: からくり・若冲・かざり

奇想の図譜: からくり・若冲・かざり

奇想の図譜: からくり・若冲・かざり

作家
辻惟雄
出版社
平凡社
発売日
1989-06-01
ISBN
9784582286038
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奇想の図譜: からくり・若冲・かざり / 感想・レビュー

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ロータス

『新板 奇想の系譜』と並行して読んだ。

2019/03/29

マカロニ マカロン

個人の感想です:B+。日本美術には縄文式土器以来現代まで奇想(眠っている寛政や想像力が目覚めさせられる意表をつく驚き)を持ち合わせている。北斎や若冲、洛中洛外図のような絵の装飾的な表現は現代の我々から見ても驚くような作品が多く、19世紀の欧州の画壇に衝撃を与えたのも肯ける。  風流⇒ばさら⇒かぶくという日本の飾りの文化は、現在の「盛る」とか「デコ」に代表される「カワイイ」という文化に受け継がれていると思った。若冲の動物の表情など今のアニメや様々やキャラクターの表情と共通したものを感じた。

2013/06/04

新垣政人(PN)

伊藤若冲の話が興味深かった。彼は、23歳で家業の商売をついたが、元来の独身癖と隠遁癖の性質から人知れず、深く思い悩んでいたらしい。2年間行方をくらまくなど、商人に向かない自分に憤りを感じていた。しかし、30歳になると、絵を描くようになる。この過程で、師となる大典という人物に知己を得て本格的に芸術の世界に没頭していくことになる

2011/01/05

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