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作家の猫 (コロナ・ブックス)

作家の猫 (コロナ・ブックス)

作家の猫 (コロナ・ブックス)

作家
夏目房之介
青木玉
常盤 新平 ほか
出版社
平凡社
発売日
2006-06-24
ISBN
9784582634228
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作家の猫 (コロナ・ブックス) / 感想・レビュー

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もんらっしぇ

表題は「作家」となっていますが、小説家だけでなく画家、彫刻家、学者、詩人、演劇人など、明治期以降の様々な各界著名人が愛した猫ちゃん達を貴重な写真やイラスト、そして随筆で著し表現する良い着想、稀有な企画の一冊。作家たちが如何に猫を愛したか、ただただニヤつきながら眺めて楽しめる写真を多数掲載。例えば三島由紀夫や池波先生!猫のツーショットなど未見の写真で驚きの連続♪また名前は知っていても未だ作品を読んだことがない作家の猫エピソードを知ることで、それらの作品を読んでみたくなるのも宜なるかな。ですね(^^)/

2023/01/31

ふう

以前に購入して半分ほどじっくり読み、ちょっと休憩のつもりで本棚にしまっていました。読友さんの感想を読んで思い出し、後半を読みました。猫と暮らすおもしろさと喜び、猫を失った悲しさと虚しさがあふれていました。飼っている人の数、猫の数だけ愛情の表現も様々。わかるなあ、と切なくなるほど共感しながら読みました。作品を通してしか知らなかった作家と猫の写真も味があってよかったし、イラストや絵も猫の可愛らしさがあふれていてすてきでした。「もしも来世があるのなら やっぱりネコと暮らしたい」(大佛次郎)

2015/04/28

ガクガク

タイトル通り、作家の先生方と飼われた猫たちの様々な「愛の形」を写真と短文で綴る読み物。それにしても実に多くの作家たちが猫を愛したんだなあというのが簡潔な読後感。表紙の中島らもの「とらちゃん」、裏表紙の室生犀星の「ジイノ」の写真も実に愛らしい。直感で何の裏づけもないけど、作家の先生方と言うのは、犬よりやはり猫の方がお似合いなのではないか。ペットでありながら自由独立的な猫の生き方が、作家と言う職業により親和的なのだ。本文中にも多く掲載されているが、巻末にある「猫の名作文学館」は、今後の「猫読み」の参考になる。

2014/08/10

こばまり

朝のコーヒーを飲みながら、あと一匹だけあと一人分だけとちびちび頁をめくっていたら一冊まるごと読んでしまった。

2018/01/28

ひらちゃん

我が家でももう何年も猫は家族。というか人が下僕かな(笑)作家の皆さんの猫に対する考えも様々であるが、一度飼ってしまうとハマるのかもしれません。ウソをつかないから何も考えずにずっと一緒にいられる存在。物書きという職業上、猫は生活しやすかったのかもしれない。よくある三毛や玉からチョボ六、知美(ちび)、みー、たら、おしぼり、サム、ネネ。ネーミングも光るなぁ。グルメな猫様にお仕えしていた作家さんもいるようで面白い。まぁ人間なんて猫に転がされてるくらいが丁度いいんじゃないでしょうか。

2019/12/14

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