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安野光雅 自分の眼で見て、考える (KOKORO BOOKLET―のこす言葉)

安野光雅 自分の眼で見て、考える (KOKORO BOOKLET―のこす言葉)

安野光雅 自分の眼で見て、考える (KOKORO BOOKLET―のこす言葉)

作家
安野光雅
出版社
平凡社
発売日
2019-02-08
ISBN
9784582741179
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安野光雅 自分の眼で見て、考える (KOKORO BOOKLET―のこす言葉) / 感想・レビュー

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けんとまん1007

敬愛するお方の一人。絵本だけでなく、エッセイなどの著作も含め、どれだけ手に取っただろう。安野さんの人柄・思考が滲み出ているものばかり。そこにあるのは、旅・・・つまり、自分の眼で見て五感で感じとる姿勢。中ほどにある、学校・勉強は、インポータントではなくインタレストであるのがいいということ。最近読んだ本にあった、こころの声に従う・・・というのと響きあうように思う。自分自身、どうだろうと考えてみる。インポータント<インタレストのような気がする。

2023/02/23

booklight

安野さんのタフなところが好き。なりたいものが絵描き以外ない、だからいかに絵描きとして生き残るか。「でもしか教師」で食いつなぎながら絵描きの仕事も続けて、声がかかればなんでもする。仕事が早くて上手いから声がかかりだして「絵本作ってみない」と言われて作ったのが『ふしぎなえ』そりゃすごい。自分で1冊選ぶなら『ABCの本』。戦争中は自分の頭で考えなくなったから絵を描かなくなったという。『インポータントではくインタレスト』『雲中一雁』など良い言葉も色々。しかし、空想家だからか話がとっ散らかって筋がつかみにくいw。

2023/10/01

ツキノ

安野さんの訃報を聞き、再読。傍で話を聞いているように読める。「何をしている時がいちばん幸せか。そりゃ、絵を描いているとき。」いいなあ。作品をじっくり再読させていただきます。合掌。

2021/01/21

tama

図書館本 書架で 安野さんファン 不思議な装丁 表紙の普通なら書名の部分に安野光雅と書き、「のこす言葉」と薄く小さく(背の普通は出版社の名前の位置に)。これは安野さんの次代へ「のこす言葉」なのか。スペインの村にローマ時代の門があってそれをスケッチに2度行って、2度目には破壊されてたが、映画のセットだったからという話は爆笑。スケッチは楽譜を見ての演奏。対象とそっくりにはならないが音楽として出来上がっていく。絵を見ての「わかる」と「感動」は違う。私も「心が動く」ように訓練をしていなければ。薄く小さな良書。

2019/06/21

ツキノ

紹介文を書くにあたり再読。安野さんの傍らにいて話を聞いているよう。ページをめくればいつでも会いに行けるような。アテネで撮影の写真が素敵すぎる。本選びの会のメンバーと「素敵!」と話題になったエピソード、これは外せない…w 安野さん、どうぞお元気で!

2020/04/21

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