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絵本をよんでみる (平凡社ライブラリー 300)

絵本をよんでみる (平凡社ライブラリー 300)

絵本をよんでみる (平凡社ライブラリー 300)

作家
五味太郎
小野明
出版社
平凡社
発売日
1999-08-01
ISBN
9784582763003
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絵本をよんでみる (平凡社ライブラリー 300) / 感想・レビュー

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たまきら

五味太郎さんの絵本の読み方ってどんななんだろう?わくわくしながら読み、思ったよりも全然まじめでびっくり。おかしいけれど、文章を一つ一つ丁寧に読み解き、彼の感じ方を説明してる。全てに賛成するわけではないけれど、絵本へのまっすぐな姿勢を面白いと思った。

2021/06/28

おはなし会 芽ぶっく 

こんな読み方、一般の読者には無理!さすが作り手さんだわ!色々な気づきがあり、ご本人の絵本のこぼれ話もあり読んでいてとても楽しかったです。『 うさこちゃんとうみ / よわむしハリー / キャベツくん / キスなんてだいきらい / よあけ / ふたりはともだち / ふくろうくん / キミちゃんとかっぱのはなし / おっと あぶない / かいじゅうたちのいるところ / 変なお茶会 / エンソくん きしゃにのる / どんどん どんどん 』

2021/04/17

かやは

​絵本を読み解くということは、感覚を言葉にする難しい作業だと思う。この本は、そのとき身体が感じているものをきちんと言葉にして説明してくれる。単純化されたものの中に広がる無限の表現。理屈や因果論でない、絵本という感覚の創作物。絵という無限に近いものを、ささやかな文字という有限で断片的に区切ることで、逆に想像する余地を与えてくれている。解決してしまったものは面白くない。解きほぐせ無いものがあるからこそ、物語は深みを増す。豊かな作品とは、何重にも内包されているものがあって、語り尽くしたいという欲望を喚起する。

2016/07/25

さいたまのたぬき

とにかく絵本をよむということが 全く変わってしまうくらい 衝撃的な出会いの本。 最初の「うさこちゃんとうみ」から もう圧倒されっぱなしになります。 赤ちゃん向けといってもよい うさこちゃんシリーズの本から こんな読み方ができるのかと まさに目からうろこ。 絵と文両方で絵本なんだなということを改めて 教えてもらえる本です。

2014/10/20

しまりす

絵本と向き合ってみたいと思い、子供の頃から大好きな五味さん著書のこちらを読みました。うさこちゃんとうみは無償に読みたくて図書館で探してますが見つからない!それくらい今気になっています!文字だけではなく絵から深読みすると、子供の本なんて言ってしまうには勿体ない。大人でしか出来ない読み方で絵本を楽しみたいと思った1冊。

2015/10/30

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