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ゲイ短編小説集 (平凡社ライブラリー)

ゲイ短編小説集 (平凡社ライブラリー)

ゲイ短編小説集 (平凡社ライブラリー)

作家
オスカー・ワイルド
D・H・ロレンス
シャーウッド・アンダーソン
E.M. フォースター
ヘンリー・ジェイムズ
サマセット・モーム
サキ
Saki
SAKI
Oscar Wilde
William Somerset Maugham
David Herbert Lawrence
Sherwood Anderson
Edward MorganForster
Henry James
大橋洋一
出版社
平凡社
発売日
1999-12-13
ISBN
9784582763157
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ゲイ短編小説集 (平凡社ライブラリー) / 感想・レビュー

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藤月はな(灯れ松明の火)

オスカー・ワイルドは同性愛者だったが、『幸福の王子』はゲイ小説に入るのが普通なのか・・・?私は王子の望みを叶える燕は「両義的でもあり、同時に性もない存在」だと思います。『チャタレー夫人の恋人』などの官能描写で有名なローレンスによる『プロシア士官』は匂い系小説の祖先かと思う位、ドキドキしました(笑)『永遠の生命』は帝国主義時代を痛烈に批判しつつも決して通じ合わない文化的齟齬も抉り出していて別の意味でも刺激的でした。『手』の貶められた経歴に対して清廉潔白な人格を秘かに告げる手の描写が美しかったです。

2014/12/04

syaori

「ストレート・フィクションとゲイ・フィクションは表裏一体化している。もしそうならストレート・フィクションをゲイ・フィクションとしてカミング・アウトさせることもできるだろう」本書はその小さな一歩とのことですが、モームの作品を「特有の女性嫌悪」が「同性愛者の感性と結び付く」とするように、単純にゲイ作家によるストレート作品のカミング・アウトに繋げてしまうのは少し安易に感じました。そういう意味で作品の選定に疑問が残りましたが、掲載作はどれも釈然としない思いをものともしない素晴らしさで、『密林の野獣』は特に好き。

2018/07/11

こばまり

お目当てはロレンス「プロシア士官」。収められた9作は一様に思わせぶりな緊張感を孕み手に汗握るが、アンソロジーのような意図された作品群としてではなく、ふいに出会って読む方が衝撃度が高く心に残るように思われる。

2017/07/23

まこ

呼んで改めて「ゲイ」の定義って何だろうと思った。男から男への執着、なのだが、収録された作品の中には相手が女性の話がある。これは、女性を男性に置き換えろということなのだろうか。「幸福な王子」確かに言えてる。

2017/11/02

かもめ通信

収録作品をみたところ“いかにも”という感じの作品でもないように思われたので「作者の意図」「編者の目の付け所」「読み手の受ける印象」等々、俄然興味がわいてきて(ぜひ読みたい!)と思ったものの長らく絶版で諦めかけていた1冊。待望の重版に思わず購入!描かれた時代のせいもあるのか露骨な性描写などはなく、(これがどうしてゲイ小説?)と思わず首をかしげてしまう作品も複数。そうした点については解説に編者の見解が詳しく書かれてはいるのだが、それはそれとして物語だけでも充分に楽しめる1冊でもあった。

2014/11/02

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