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変身綺譚集成 (平凡社ライブラリー)

変身綺譚集成 (平凡社ライブラリー)

変身綺譚集成 (平凡社ライブラリー)

作家
谷崎潤一郎
東雅夫
出版社
平凡社
発売日
2018-07-10
ISBN
9784582768695
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変身綺譚集成 (平凡社ライブラリー) / 感想・レビュー

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藤月はな(灯れ松明の火)

「アッシャア家の覆滅」は途中までしか翻訳していないし、「魚の李白」は佐藤春夫をディスっていて思わず、「谷崎、お前・・・」と思ったよ。一方で佐藤春夫の著作に序を著していたりするので人の面白さを感じます。「魔術師」は既読だが、欲に流されて約束を違える男に対し、それでも離れまいとする女の健気さが妖しい形で化現したかのような最後の場面は圧巻。そして「鶴唳」の美しくも壮絶な復讐劇は目に映えます。しかし、父ちゃん、お前、身勝手すぎるだろうが!

2018/11/04

やいっち

谷崎ワールドというと、どうしても『細雪』を筆頭に、『痴人の愛 』とか『卍 』とか『瘋癲老人日記』、『陰翳禮讚 』、『蓼喰ふ虫』、『春琴抄』といった作品群となる。  そうした印象(に留まるとは思わない)があるだけに、変身奇譚の作品群は面白くはあるが、必ずしも絶品とは感じなかった。まさに本書の中でも、折々…いやかなり臆面もなく語られ告白されているように、圧倒的に泉鏡花には敵わない、圧倒されているように思う。

2018/11/28

さゆき

谷崎の怪異ものを集めた選集。エッセイや評論も掲載されていてボリュームたっぷり。特に印象に残ったのは「鶴唳」。復讐の切なさと美しさにやられた。親子とも日本人でありながら支那言葉を使わねば父と会話ができないなんて、どれほど悔しかっただろう。「白狐の湯」の妖しく美しい世界観も好き。谷崎文学の「美」はえてして残酷だと思う。美しいから他者に対して残酷になれるのか、残酷性が美を作っているのか…。谷崎がたびたび絶賛している泉鏡花にも興味を持った。

2018/10/17

Sally-m

短編集かと思ったら、ほかに、翻訳した作品、エッセイのようなものまで、収録してある本でした。 怪談のような、昔からの伝説のような、不可思議な話が、集められています。 「魔術師」が、印象的でした。 後、泉鏡花推しなのですね。今度、読んでみようと思います。

2018/10/02

あたびー

思ったより変身ものは少なかった。挿し絵はあったが、「人魚の嘆き」は入っていなかった。変身譚とは言えないかもしれないが、「魔術師」には谷崎のかなり前衛的な側面が現れている。

2018/08/01

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