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神学の思考: キリスト教とは何か (935) (平凡社ライブラリー 935)

神学の思考: キリスト教とは何か (935) (平凡社ライブラリー 935)

神学の思考: キリスト教とは何か (935) (平凡社ライブラリー 935)

作家
佐藤優
出版社
平凡社
発売日
2022-10-09
ISBN
9784582769357
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神学の思考: キリスト教とは何か (935) (平凡社ライブラリー 935) / 感想・レビュー

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ネギっ子gen

【本書は、究極の実用書である】同志社大学神学部で組織神学を勉強した元外交官の著者が、伝統的な組織神学(教義学)の枠組みでのプロレゴメナ(序論)、神論(三位一体論を含む)、創造論、人間論、キリスト教論について、水準を落とすことなく懇切に説明。<東京拘置所独房での生活は512日間に及んだ。「神学の思考」に支えられ、私はこの逆境を克服することができた>とする著者は、<神学は、すぐに役立つ実用知ではない。もっともすぐに役に立つ知識の賞味期限が短いのに対して、「神学の思考」を身につければ、それは一生役に立つ>と。⇒

2023/03/10

kumoi

目に見えるものは信じる。目に見えないものは信じない。そうして人間は偏狭になっていくんだろう。俺たちは決してただ人間であるために生まれたのではないだろう。死んだら何もない、餓死したこどもに向かって何を語れよう。キリスト教は救済宗教だ。聖書の論理が破綻していたって、キリストが実在していなくたって、関係ないのだ。自由を求め、自由に苦しむ人間にとって、救済とは生の肯定なんだ。誰も見ていなくたっていい。そのとき未来を信じられるのなら、俺たちはまだまだ生き延びられる。

2023/02/09

かっさん

神学の思考 #読了 #佐藤優 が、 #キリスト教 の基本を支える神学がどのように考えられてきたのか?キリスト教を信じ、信仰を追い求める人はどんな世界観の中で生きているのか?を日本人に向けて説明している。うわべは近しいようで、根本的な世界の構築のしかたが違うんだ、と勉強になった。

2023/07/09

yuki

神学の知識はほとんど無いため、理解が非常に困難であったが、神学がどの様な考え方をするのかについての知識を少し得ることが出来たので有意義であった。間違っているかもしれないが、神学とは「神の存在と人間の理解が及ばないことを当然の前提条件として、キリストの言動(新約聖書の記載内容)を矛盾なく説明するための論理を考える」ことなのだろう。宗教が人を救うこともあるので、無駄とは思わない。

2022/11/26

nonta

★★☆☆☆

2022/12/29

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