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もし僕らのことばがウィスキ-であったなら

もし僕らのことばがウィスキ-であったなら

もし僕らのことばがウィスキ-であったなら

作家
村上春樹
出版社
平凡社
発売日
1999-12-01
ISBN
9784582829419
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もし僕らのことばがウィスキ-であったなら / 感想・レビュー

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どんぐり

スコットランドのアイラ島とアイルランドを巡る「ウィスキーの匂いのする小さな旅の本」。ちょっとした写真集の趣がある。写真はムラカミ夫人の陽子さんの撮影。ハルキのポートレートが1枚載っている。シングル・モルト・ウィスキーまたはアイリッシュ・ウィスキーを嗜みながら読むのがいい。

2020/11/06

キク

お勧めいただき20年ぶりに再読。好きなことについて書く春樹さんの文章って、本当に素敵だ。春樹さんの影響で、ジャズやウィスキー、レイモンド・カーヴァーやチャンドラーに手を出した人は結構いると思う(少なくても僕はそうだ)。若い頃はひたすらビールだったけど、歳を重ねてウィスキーや焼酎をよく飲むようになった。でもまだシングルモルトには手を出していない。この本を読んでて、アイラのウィスキーを飲んでみたくなった。自転車で行ける距離に、ウィスキーの品揃えで世界的にも有名な目白田中屋があるから、今度行ってみよう。

2022/10/29

きりこ

シングルモルトの聖地巡礼の旅。アイラ島で7つのシングルモルトの飲み比べを愉しんでいる様子が目に浮かんで来るようです。セロニアス・モンクカルテットに例える楽しい思考は春樹さんらしくて思わず微笑んでしまいます。ウィスキーの芳醇な香りを嗅いだような旅のエッセイ。陽子さんの撮った写真が明るくのどかで旅心をくすぐり、春樹さんの文章とマッチしています。まさに二人で作り上げた旅の思い出ですね。お酒はその産地で飲むのが一番美味しいです。風景とお酒の香りが一緒に蘇ってくるような旅の思い出って素敵だなと思います。→

2014/02/14

ずっと俺のターン

読んだと思ってたら読んでなかった。ウィスキーが飲みたくなる。

2013/11/23

宇宙猫

帯の”アロマと緑を求める旅”ってのに魅かれたんだけど、アロマってウィスキーのアロマだったのね。残念ながらウィスキーの美味しさが分からないので内容には共感できなかったが、写真は素敵だった。

2017/02/26

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