KADOKAWA Group

Facebook Twitter LINE はてブ Instagram Pinterest

『ベルサイユのばら』で読み解くフランス革命 (ベスト新書)

『ベルサイユのばら』で読み解くフランス革命 (ベスト新書)

『ベルサイユのばら』で読み解くフランス革命 (ベスト新書)

作家
池田理代子
出版社
ベストセラーズ
発売日
2016-07-09
ISBN
9784584125236
amazonで購入する

『ベルサイユのばら』で読み解くフランス革命 (ベスト新書) / 感想・レビュー

powerd by 読書メーター

はるを

🌟🌟🌟🌟☆。一気読み。面白かったです。池田理代子さんだからこそ書ける本。但し、この本単体ではややザックリし過ぎて内容が薄いような気もします。「ベルサイユのばら」を踏まえてから読む事をオススメします。ロベス・ピエールとサン・ジュストの漫画が読みたかった。ってか、今からでも描いてください、池田理代子先生。追記:読み始めたのがフラン革命勃発の7月14日。2016年のこの日はフランスでもテロが起きました。

2016/07/15

hnzwd

オスカル、アンドレ、マリー・アントワネット。1972年に子供向け雑誌でフランス革命を描くという攻めた作品である『ベルサイユのばら』。作者である池田理代子の時代考証に基づいた解説が非常にわかりやすい、良質な歴史解説書。作品では遇えてアレンジしている部分を丁寧に説明していて、興味深く読みました。フランスから最高勲章貰ってるのには驚きましたが。。

2016/12/08

rosetta

分かりやすく纏まったフランス革命史。別にベルばらのファンでなくても問題なしw佐藤賢一の『フランス革命』は細部に目が届きすぎて全体像が見えない感じだったが、この位簡単に説かれると世界史を履修しなかった人でも理解し易いのでは

2020/10/10

荒野の狼

ベルばら本編は10巻にも及び、史実がどの年代に起こったのか把握はし難い(恋愛のストーリーが史実に巧みに盛り込まれているので)。本書では重要な歴史事件がまとめてあるので史実を追うのにはよく、冒頭の見開きの革命期のパリの地図と巻末の4ページの年表も重宝。漫画の他には、肖像画や建物の写真なども随所に挿入。史実の解説はやさしいので読みやすい。詳細な歴史を知りたいという人には物足りないかもしれないが、本書ならではの蘊蓄や、漫画と史実の違いなども書かれているのは、ベルばらファンには興味深い。

2017/07/24

Yukiko Yosuke

面白かった!題名の通り、ベルばらを通してフランス革命を平易に詳述する。世界史で習っただけのフランス革命。本作を見ると起こるべくして起こった革命としか言えない。借金が膨れ上がっていたフランス王家。そこへ嫁いだアントワネット。民主化への動き。ルイ16世が国民のことを思う国王だったからこその政治の迷走。私はマーガレット派では無かったのでベルばらを読んだことはなかったのだが、その魅力を感じながらフランス革命をなぞることができる。ベルばら読みたくなりますね。

2022/11/11

感想・レビューをもっと見る