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馬鹿ブス貧乏で生きるしかないあなたに愛をこめて書いたので読んでください

馬鹿ブス貧乏で生きるしかないあなたに愛をこめて書いたので読んでください

馬鹿ブス貧乏で生きるしかないあなたに愛をこめて書いたので読んでください

作家
藤森かよこ
出版社
ベストセラーズ
発売日
2019-11-27
ISBN
9784584139547
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「馬鹿ブス貧乏で生きるしかないあなたに愛をこめて書いたので読んでください」のおすすめレビュー

馬鹿でブスで貧乏な底辺女子に向けた「自己啓発本」が心をえぐってくる

『馬鹿ブス貧乏で生きるしかないあなたに愛をこめて書いたので読んでください。』(藤森かよこ/ベストセラーズ)

 先日書店で『馬鹿ブス貧乏で生きるしかないあなたに愛をこめて書いたので読んでください。』(藤森かよこ/ベストセラーズ)というタイトルを見つけ、思わず手に取った。私もまた、馬鹿でブスで貧乏だったからだ。フリーランスという身で細々と生計を立てていたが、今まで携わっていた案件が終了したり縮小したりで、自分の将来に急激に不安がこみ上げていたタイミングだった。

 しかし、なんとも厳しいタイトルである。藁にもすがる気持ちで手に取ったはいいものの、なかなか読むのがためらわれた。なんだか、馬鹿でブスで貧乏である自分が見ないふりをしていた現実をまざまざと突きつけられてしまうような気がしたのだ。

 結論からいうと、この本は馬鹿でブスで貧乏である女性に対して、一切の忖度なしに厳しい現実を突きつける1冊であった。なので、心が繊細で受け止められる自信のない人にはあまりおすすめしない。私も心の中で何度も血を吐きながら読み切った。

 そもそもこの本を書いた著者は、藤森かよこさん…

2019/12/22

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馬鹿ブス貧乏で生きるしかないあなたに愛をこめて書いたので読んでください / 感想・レビュー

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えちぜんや よーた

もちろん読者が本当に「馬鹿ブス貧乏」なのかどうかは分からない。そう思っている人にマーケティングをして書いたような本。1990年代初頭の金融バブル崩壊とともに生まれてきた世代の人からすると心に響くんだろうな。というのは読んでいる人そのものが貧乏というよりも、世間全体が徐々に貧乏くさくなっていて、「貧乏の底」はどのあたりにあるのか紹介しているので。言わば「負のエネルギー」を収束させるための自己啓発本。本を読んでスカッとした気分になりたい人は読まない方が良いと思う。

2020/10/27

キク

この本を見つけて、前書きを読んだ時の衝撃はなかなかだった。「あなたは『彼ら』に関係なく幸福でいることだ。権力も地位もカネもないのに幸福でいること。中年になったらそれくらいの責任感を社会に持とう。もう大人なんだから。社会があれしてくれない、これしてくれないと騒ぐのは、いくら馬鹿なあなたでも37歳までだ。低スペック女子向けの自己啓発本はない。もっと賢い人向けに書かれているから。だから私が頑張って書いた。愛を込めて書いた。読んでください」凄い。思春期、中年期、老年期でどう生きるべきか実体験から解説している。

2022/12/20

夜長月🌙

本書は現代社会での女性の生き方を生々しいまでに具体的に書いた指南書です。もちろん男性にも大いに役立ちます。多くの自己啓発書がハイスペックな(例えば東大卒とか東大からハーバードというような)人によって書かれているため読んで感心してもそれを実際に実行することは難しいことが多いのです。著者自身、馬鹿ブス貧乏であり(と言っても特に秀でていない普通の人ということ)努力してこなかった人、努力というものができない人にも響きます。時々、脇道に外れてしまうこともありますが現実に沿った書ではないでしょうか。

2022/03/26

りんご

最終的には泣きながら読みましたが、ちょっと私の読み方がおかしかったかもしれません。次男の就寝接待で音読をしたせいでしょう。「馬鹿ブス貧乏のあなたは」と何度も書かれます。「あなたは気付かないのです。なぜなら馬鹿なので」「チヤホヤされたことのないブスのあなたにはわからないでしょう」などなど。これを音読したことにより洗脳の初期段階みたいになったんじゃねーかな。んで最終的には許しが与えられます。生まれ直した私、清々しい気持ちでいっぱいよ!説得力ないでしょうけど、良書です!長い前書きからもうね、掴まれます。

2023/01/12

アクビちゃん

【図書館】立派な馬鹿ブス貧乏なオバちゃんなので読みましたよ〜。37歳までの「苦闘青春期」65歳までの「過労消耗中年期」「匍匐前進老年期」の3つに分け、どのようは事に気をつけて生きたら良いのか、著者が愛を込めて話してくれます。何度も、馬鹿ブス貧乏なあなたは、と言われ、最初のうちは笑って聞いていたけど、途中から正直うるさいなーと思ってしまった。そして、なんせクドい!結局は、なんだったのだろう?!と思うアドバイスもあり、自己啓発本としてはどうでしょうか。ただ、死ぬまで学んでいきたいとは思わせてくれた。

2022/04/16

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