KADOKAWA Group

Facebook Twitter LINE はてブ Instagram Pinterest

巡礼の文化史 (叢書・ウニベルシタス 797)

巡礼の文化史 (叢書・ウニベルシタス 797)

巡礼の文化史 (叢書・ウニベルシタス 797)

作家
ノルベルト オーラー
Norbert Ohler
井本 〓@51D2@二
藤代幸一
出版社
法政大学出版局
発売日
2004-05-01
ISBN
9784588007972
amazonで購入する

巡礼の文化史 (叢書・ウニベルシタス 797) / 感想・レビュー

powerd by 読書メーター

ゲニウスロキ皇子

聖なる土地は古来より人を惹きつけてやまなかった。本書は主に中世ヨーロッパを主題に、聖地をめぐる人びとの様態を記述したものだ。当時の聖地を目指す人びとの旅は、まさに命がけであった。道に迷えば野犬に食い殺され、宿に泊まれば主人から金品目当てにあらぬ罪状をかけられ処刑させられる、渡し船は水底に沈む。だが聖なる土地を目指す人びとの群れは絶えることがない。信仰や旅とは何かを考えたいのならば手に取っても損のない本である。

2011/07/04

感想・レビューをもっと見る