KADOKAWA Group

Facebook Twitter LINE はてブ Instagram Pinterest

ズッコケ山賊修業中 (ポプラ社文庫 A 209)

ズッコケ山賊修業中 (ポプラ社文庫 A 209)

ズッコケ山賊修業中 (ポプラ社文庫 A 209)

作家
那須正幹
前川かずお
出版社
ポプラ社
発売日
1987-07-01
ISBN
9784591025444
amazonで購入する Kindle版を購入する

ズッコケ山賊修業中 (ポプラ社文庫 A 209) / 感想・レビュー

powerd by 読書メーター

入江

なぜか無性に読みたくなり、読了。すっかり内容を忘れていたが、リアリティーの組み立てが見事。特殊な設定なので疑問が浮かぶと、その答えを「説明」としてではなく「エピソード」として登場し、面白さに拍車をかける。解説にも「呼吸」と表現されているが、まさにそれ。土蜘蛛さまの宗教性や秘図など大人も十分楽しめると思います。

2018/07/31

mataasita

ズッコケシリーズでなにげに一番こわいのがこれ。なんかの宗教のようでもあるし、土俗的な風習が残ったありえないけれど一つの集落の話。お兄さんが帰ってこない選択をするところも考えさせられた。

2018/08/03

カニパン

当時 堀口さんの選択は 学生とはいえ大人だし  そんなものかなと軽く考えていたが                            改めて読んでみて  この後オウム事件があったり 北朝鮮拉致問題が明るみになったり 面白かったけど昔読んだ感覚ではない 考える読書でした                                                          中年三人組でも 堀口さん出てくるらしいので 楽しみです 1から読み直しているのでたどり着くのはいつになるか

2019/03/07

ヒノキ

3人組が今度は誘拐される。その先が実際にはあり得ない設定なんだけど、でも本当にあったりして...と思わせる内容だった。となりのトトロ的な感じかな。トトロの映画観た後は、本当にいるんじゃないかって思ってしまうあの感覚。とても面白かった。ただ、今回は3人の絡みのシーンが少なく、各々のキャラがあまり引き立ってなかったのが残念。

2018/09/10

子供の時に読み漁ったこのシリーズの中で印象に残っているのは暗いものが多く本書もその一つだった。細部は忘れていたがやはり堀口青年の最後の選択は強く心に残っていた。あれはたぶん子供にはわからない。作者はそのことがわかっていてあえて書いている。ズッコケシリーズのすごさはそこにある。

2018/05/20

感想・レビューをもっと見る