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怪人二十面相 (少年探偵・江戸川乱歩 1)

怪人二十面相 (少年探偵・江戸川乱歩 1)

怪人二十面相 (少年探偵・江戸川乱歩 1)

作家
江戸川乱歩
藤田新策
出版社
ポプラ社
発売日
1998-10-30
ISBN
9784591058213
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怪人二十面相 (少年探偵・江戸川乱歩 1) / 感想・レビュー

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佐久間なす

江戸川乱歩入門にちょうどいいかなと思って読んでみたのですが、この作品は児童向けのミステリーなので、大人の私が読むと展開やトリックがすぐにわかってしまい、全然面白くないということがよくわかりました。 10年前くらいにこのシリーズに出会えていたら、夢中になって読めたんだろうなと思うと、少し悔しいです。

2012/09/04

しゃん

変装の天才の盗賊、怪人二十面相は、宝石や美術品という美しくて珍しい高価なものには目がないが、現金にはあまり興味がなく、人を傷つけたり殺したりする残酷な振舞いは一度もしたことない。残酷な描写を書かずに、このようなワクワクドキドキさせる話を26年間も書き続けた江戸川乱歩の凄さに脱帽。怪人二十面相のこの設定が少年探偵シリーズの品位を保っていると思うし、ここまで長きにわたり読み続けられてきた所以の一つであると思う。戦前の東京ステーションホテルでの明智探偵と怪人二十面相の対決は今読んでもスリルがある。昭和11年作。

2020/11/09

たかなし

図書館でいい本がなくてついでに借りてきたので読んだ。盛り上がる場面が多くてとっても読んでて楽しい。明智名探偵VS二十面相の戦いの時はページをめくるのももどかしいようなそれぐらい面白い小説です。二十面相ええですね。全26巻らしいので追っていきます(ФωФ)

2018/06/26

sai

ようやく再会できました。所々に入る挿絵がいいんですよ、これ。物語は子供向けに書かれていますが、大人が読んでも面白さは変わりません。少年探偵団はこうして結成されたんだ、と記憶を補完しながらシリーズを追っていきたいと思います。

2017/09/29

evifrei

少年探偵団シリーズ1作目。血を嫌い、現金には目を向けず高価な美術品だけを盗みの対象とする美学を持った怪盗二十面相と、明智探偵の対決が始まる―のだが、最初の事件となる実業家・羽柴家への侵入は罠に向かって直行するなど少し「この人は大丈夫なのだろうか……」と不安になる動作の怪しさを見せる。だが、明智探偵と二十面相が対峙するシーンでは、イメージを払拭するカリスマ性溢れる二十面相の姿が描かれ胸が躍った。少年探偵団以前からの明智ファンの持つ『明智ならやってくれる』という期待にそぐわない王道のラストも良かった。

2020/06/10

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