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おまえ うまそうだな (絵本の時間 23)

おまえ うまそうだな (絵本の時間 23)

おまえ うまそうだな (絵本の時間 23)

作家
宮西達也
出版社
ポプラ社
発売日
2015-01-02
ISBN
9784591076439
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「おまえ うまそうだな (絵本の時間 23)」のおすすめレビュー

絵本ティラノサウルスシリーズの最新刊をプラネタリウムで読み聞かせ! 切ない別れに涙した恐竜の物語が再び動き出す――

『おまえうまそうだな さよならウマソウ』(宮西達也/ポプラ社)  大人気絵本『おまえ うまそうだな』の刊行から早20年。ティラノサウルスシリーズの20周年と、2023年12月の新刊『おまえうまそうだな さよならウマソウ』の発売を記念して、2023年12月20日(水)に「やさしい星空読み聞かせ会 in コスモプラネタリウム渋谷」が開催される。

 作者の宮西達也は、グラフィックデザイナー、人形美術を経て、27歳で絵本作家デビュー。愛や絆、目に見えない大切なことを子どもが認識しやすい濃淡のはっきりした絵柄で描き、長年読み継がれるロングセラー作品を多く生み出してきた。これまでの受賞作品は数知れず、ティラノサウルスシリーズ第1作目『おまえ うまそうだな』は、「けんぶち絵本の里」大賞に輝いている。

 ティラノサウルスシリーズは、恐竜を主人公にした絵本シリーズ。登場する恐竜は絵本ごとに毎回異なるものの、強さの象徴であるティラノサウルスが他者との交流の中で、本当に大切なものに気づいていく物語であるという点は共通している。2023年11月時点で、国内のシリーズ累計は…

2023/11/21

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 大きくて強い存在のティラノサウルスが、赤ちゃんや子どもの恐竜と交流するなかで大切なことに気づいていく——。ポプラ社の絵本“ティラノサウルスシリーズ”が20周年を迎え、コスモプラネタリウム渋谷で『やさしい星空読み聞かせ会』が開催されました。恐竜たちが住む世界がプラネタリウムに映し出され、その中に絵本のページが投影されるという仕掛けです。

ティラノサウルスたちが住む世界がプラネタリウムいっぱいに映し出されました

 投影された絵本は、20年前に刊行されたシリーズ第1巻『おまえうまそうだな』と、その続編となる最新刊『おまえうまそうだな さよならウマソウ』の2冊。20年前に離ればなれになっていたティラノサウルスと“ウマソウ”ことアンキロサウルスが、この日、満天の星のもとで再会するのです。小さな子どもから制服を着た10代までの子と保護者40組が招待され、作者の宮西達也先生と、日本テレビの元アナウンサーで絵本専門士の杉上佐智枝さんが読み聞かせをしました。

ティラノサウルスが、生まれたばかりのアンキロサウルスに「おまえうまそうだな」と語りかけるシーン

 1冊目『お…

2024/1/26

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おまえ うまそうだな (絵本の時間 23) / 感想・レビュー

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海猫

なかなかよかった。アニメ映画も見てみたい。

2011/06/03

らったった

なんて健気なんだろう。いつの間にか情が移ってしまう、心温まる話ですね。不器用な優しさが、とても素敵です(^^)この絵本は大人の方にも是非読んでほしい絵本です。いや〜読んでよかった(*^^*)

2013/06/26

最初はうまそうだとエサにしようとしたのに、草食のアンキロサウルスのあまりの無垢さについ親心を出してしまう肉食のティラノザウルスの人情味がすごくいい。男親らしい鍛え方と守り方で育て上げ、やがて突き放すせつなさが泣けて泣けて。最後の文字のない、絵だけで語るページはいつも、胸いっぱいでたまらなくなってしまう。それ以上はあまり多くを感想に書けない、というか書かないほうがいいだろう。

2014/10/07

masa@レビューお休み中

絵本を読むようになってから、たくさんの絵本作家さんと出会ってきました。でも、得手不得手があるのです。それこそ、宮西達也さんの絵本は読むの避けていました。なんだか読みづらそう…。男の子が好きなタイプの絵本なんだろうなと思っていたんです。でも、読友さんの感想を見ているうちに、そんな偏見が少しずつとれていって、いつの間にか気になる作家さんになっていたのです。そして、ついに手にしたのですが…。なんですか、この切なくて、悲しくて、ちょっぴり泣けてしまう物語は!大人が読んでも、感動したり、考えさせられるんですよね。

2014/01/11

momogaga

【オトナこそ絵本】待合室蔵書本。思い違いが生んだメルヘンですね。「うまそう」に子どもとしての純真さを教えられるました。

2015/11/13

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