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指が月をさすとき、愚者は指を見る: 世界の名科白50

指が月をさすとき、愚者は指を見る: 世界の名科白50

指が月をさすとき、愚者は指を見る: 世界の名科白50

作家
四方田犬彦
出版社
ポプラ社
発売日
2004-02-01
ISBN
9784591079157
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指が月をさすとき、愚者は指を見る: 世界の名科白50 / 感想・レビュー

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頭痛い子

図書館でたまたま見かけて、試読して好きになり、密林で同じのを発注し手元においた本。今も寝る前に手に取る一冊。まず、タイトルがすごい。そしてあまり、頭をつかい考える要素は少ない。内容は著名人の格言と、それにまつわる自身のエピソードで綴られている。わたしは、面白い本だなーと思いますし、寝る前の一冊には最適。ただ、物語にどっぷり浸かって!とか、なにか夢中になりたい!と思って読む本では無いです。著者が巻末で「煮てもよし焼いても良し、しごく消化の良い本」と言うように、まさに寝る前には消化のよいものを。

2020/06/26

拓陽(いっぽまえへ)

四方田犬彦氏の著書は初。名前は存じ上げていたが、聡明で視点に独自性があっていきなりファンになってしまった。一度では記憶に残らないので、もう一度読み直してみたい。そう思わせる内容だった。

2017/06/02

ganesha

さて煮ても焼いても食えない文章とは。哲学にも思想にも流行がある、という箇所にはっとさせられた。

2016/01/19

s_n

博覧強記の批評家、四方田犬彦が送る名言集。むしろ名言を出汁に綴るエッセイという風情。いわゆる使える名言集を期待しない方がいい。さすがというか、やはり四方田選だけに、東西南北から選りすぐったマイナーな名言が多い。

2011/10/07

とこまた

世界の名科白50とあり、警句や金言の類が気になってたまらない私には興味深かった。決して恩着せがましくなく、50の科白をとおして、その科白が生まれた背景、50の世界を教えてもらった。ストレートに役に立つわけでは無いのがいい。

2007/03/10

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